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占冠村でマイナス32.8℃を記録し、透明人間も現る!? [自然・動物]

北海道中央部の占冠(しむかっぷ)村で、
今日の最低気温マイナス32.8度を記録した。





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家庭用冷蔵庫の冷凍室でもマイナス20℃程度。
マイナス32℃なんて想像つかない寒さです。

濡れたタオルは凍って立ってしまいます。
濡らしたジーンズはこんな風になり、まるで透明人間
『フローズンジーンズ』というそうです。




ちなみに、「占冠」「しむかっぷ」と読みます。
場所はここ。



アイヌ語の「シモカプ(shimokap)」が由来で、
『とても静かで平和な上流の場所』のことを意味しています。

東京23区とほぼ同じ面積で、
人口は2016年末現在でわずか1258人。
94%が山林の広くて小さな(?)村です。


占冠山村産業振興公社
乾燥しいたけ 130g
占冠山村産業振興公社
乾燥まいたけ



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第9惑星を見つけよ!ハワイのすばる望遠鏡が始動 [宇宙・文明]

ちょうど1年前に第9惑星存在の証拠をつかんだと
カリフォルニア工科大学のチームが発表したが、
ようやく日本のすばる望遠鏡もその探索に入った。

太陽系
(イメージ)


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前回も記した通り、準惑星に格下げされてしまった
冥王星に代わって、更に外側に地球の約10倍の質量を持つ
巨大な惑星「プラネット・ナイン」(通称)の存在が
確実視されている。

太陽系外縁部にセドナなどの6つの小惑星があり、
その軌道の偏りから、重力のバランス上、
第9惑星の存在が想定された。

海王星と似たタイプの惑星で、中心部は岩石で、
周囲を氷が覆うと見られている。
直径が地球の2~4倍もある。

大きな楕円軌道を描いており、
第8惑星の海王星と比べても
近日点で5倍、遠日点では30倍も外を回り、
公転に1万~2万年もかかるという。

ちなみに、海王星-太陽の距離は30天文単位。
つまり、地球-太陽の30倍。
公転周期は約165年で、1846年の発見からまだ1周しかしていない。

その5~30倍のところを回るのだから、
想像を絶するスケールだ。

すばる望遠鏡
(ハワイのすばる望遠鏡 出典:国立天文台

その星をすばる望遠鏡で探し始めたわけだが、
恒星ではないから明るさは22~25等星。

すばるは口径が世界最大級の8.2mあるので、
何とか見えるが、小さな望遠鏡では見えない。

それでも、肉眼でその場で分かるわけではなく、
3日かけて数回撮影し、コンピュータで動いた星を抽出して、
少しずつ絞り込んでいく、という地道な作業になる。


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ところで、2006年の惑星の定義の変更で、
冥王星は第9惑星から準惑星に変更になったが、
実は大きさが地球の月よりも小さく、
それでいて衛星を5つももつという不思議な星。

それと、惑星の定義に
「軌道上から他の天体を排除していること」
という項目がその時に加わった。

そうすると、今回のNew第9惑星は、
太陽系外縁部にある6天体と軌道が絡み合っているため、
この定義に抵触してしまう。

では、第9惑星ではなく、また準惑星?
質量が地球の10倍、水星の100倍もあるのに!?

きっと発見の暁には、惑星の定義が
再修正されることになるでしょう。


ref) 産経ニュース


<関連記事>
太陽系に「第9惑星」復活か?
"2015 RR245"~海王星より外側の「ミニ冥王星」発見
太陽が3個、昼が140年も続く太陽系!
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重力波は時空の「さえずり」!?
地球に似た太陽系外惑星3つ発見、生命体は?


太陽系に未知の「惑星X」が存在する!
おもしろい惑星の枕
(ピローケース クッションカバー)



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先進国ほど、特にヨーロッパはガン大国!? [健康]

ガンに関する興味深い記事を見つけてしまいました。

"In Deep"というサイトなのですが、
ヨーロッパ、北米、オーストラリアなどの白人国家は、
すごいガン大国状態だということが明白に出ています。

cancer-EUmain.png
(出典:In Deep


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日本も2人に1人はガンで死んでいる、というイメージがあり、
日本もすごいガン大国だと思っていました。
私の伯父や伯母もガンばかりです。

下表はWorld Cancer Research Fund Internationalという
機関のデータで、2012年の人口10万人当たりのガン発症率TOP 10です。

1デンマーク338.1
2フランス324.6
3オーストラリア323.0
4ベルギー321.1
5ノルウェー318.3
6アメリカ318.0
7アイルランド307.9
8韓国307.8
9オランダ304.8
10ニューカレドニア 297.9
----------
48日本217.1


御覧の通り、いわゆる欧米ばかりです。
8位に韓国が例外的に入っています。
10位のニューカレドニアは場所はオセアニアですがフランス領です。

ここでは省略しましたが、20位まで見ても
17ヶ国が欧米諸国なんです。

そして、我が日本は48位と、
先進国では低い方なんです。
1位のオランダの約3分の2。これは意外です。

失礼ながら、衛生環境がよくないイメージのあるアフリカ諸国や、
大気汚染のひどい中国とかは50位には入ってきません。
アジアで50位以内は韓国と日本だけです。

でも、発症はしても死亡に至らなければいいとも
言えますが、ガンでの死亡率はこうだそうです。

  1. ハンガリー
  2. スロバキア
  3. スロベニア
  4. デンマーク
  5. エストニア
  6. ポーランド
  7. チェコ
  8. ラトビア
  9. オランダ
  10. リトアニア
(日本は31位)


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東ヨーロッパが多く、発症率と多少変動はありますが、
すべてヨーロッパ諸国です。
これは一体、どう理解したらいいのでしょうか?

先進国、医療システムの進んだ国ほど
ガンの発症率も死亡率も高いのです。

アフリカや中米諸国は発症率が非常に少なく、
アジア諸国もそれに次いで低い方です。

cancer_compare.png
(出典:In Deep

白人の体質とか食生活の問題なのか、
西洋医学に何か根本的な誤りがあるのか。

考え直さないといけない何か大事なことを
見落としているのかも知れません。


参照)In Deep


NHKスペシャル 病の起源 がん
~人類進化が生んだ病~ [DVD]
奥野 修司 (著)
がん治療革命 「副作用のない抗がん剤」の誕生



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生きたルビーシードラゴンの撮影に成功! [自然・動物]

オーストラリア南西部で、ルビー色をした新種の
ルビーシードラゴンの海中を泳ぐ映像の撮影に
世界で初めて成功した!

RubySeaDragon2.jpg
(下の動画より)


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ルビーシードラゴンは、2015年2月に150年ぶりに
発見されたタツノオトシゴの3種類目の新種。
名前の通り、鮮やかな赤=ルビー色をしている。

但し、標本の状態のみで、生きたものは
見つかっていなかった。

今回、アメリカのスクリップス海洋研究所のチームが、
西オーストラリア州エスペランス沖のルシェルシュ群島で
体長25cmほどのものを生きた状態で撮影した。



既知の2種類は、水深30mほどの
海藻やサンゴ礁の間などに生息しているが、
ルビーシードラゴンは50mほどのもう少し深い
ところに生息していると見られていた。

探索チームは、以前標本が採られた付近の海で
遠隔操作型の小型潜水機を4回潜らせた。

海が荒れるなどして、予定通りの日程では
探索できなかったものの、運よく2匹の姿を捉えた。

岩の多い海底を泳ぎながら、アミらしき小さな甲殻類を
かじっていたという。

RubySeaDragon1.jpg
(下の動画より)


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そして、他の2種類と異なり、尾を使って
ものをつかむこともできるらしい。



まだまだ、生息数や生態は不明だが、
そのきれいで独特の姿を維持していって欲しい。


ref) National Geographic


Dual Layer Puzzle 透明標本パズル タツノオトシゴ
ZIPPO ライター タツノオトシゴ 70243



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サハラ砂漠に1mの「雪」! [自然・動物]

11月20日に「信じ難い大量の雹がアフリカのアルジェリアを襲う!」、
12月7日に「砂漠の国、サウジアラビアで雪と洪水!?」の
記事を書いたが、今度はサハラ砂漠雪だ!





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前回はアフリカでも一応北部の町に雹(ひょう)だったが、
今度は場所によっては1mを超える雪が、サハラ砂漠を覆ったのだ。

今シーズン初どころか、37年ぶりの雪が
先月19日に少し降ったそうで、そして、1月に入って積もるほどの雪。
もう1週間続こうとしている!

アルジェリアのアインセフラというあたりで、場所はここだ。



砂漠の町が、雪国に一変。

イタリアで雪崩の事故が報じられてますが、
ヨーロッパ南部にも大寒波で大雪が降り、
ついにアフリカにまで影響が広がっている。

雨が降らないからこそ砂漠になるのに、
気象上は雪も降水です。
つまり雨を通り越して、一気に雪による降水。

ラクダが白い雪の砂漠を歩くという光景。

地球温暖化と寒冷化が同時に起きるという
なんとも奇妙な事態になっています。


ref) Mail Online


菱田昌孝 (著)
地球の[温暖化 寒冷化]現象の考え方
丸山 茂徳 (著)
今そこに迫る「地球寒冷化」人類の危機



<関連記事>
不毛の砂漠が一夜にして花の楽園に~アンザ・ボレゴ砂漠(カリフォルニア)
信じ難い大量の雹がアフリカのアルジェリアを襲う!
砂漠の国、サウジアラビアで雪と洪水!?
2015年に小氷河期が始まっていた!?
COP21開催、地球温暖化は本当か?


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タグ: 砂漠
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北極の海底から異音がし、動物たちが消えた!? [自然・動物]

何とも妙なニュースが入ってきた。
カナダ北東部の沖合で、海底から妙な異音が何回も聞こえ、
付近から動物たちが消えたというのだ。

glacier1.jpg
(イメージ写真)


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異音が聞かれたのは昨年末のこと。
イグルーリック村に暮らすイヌイットの猟師らが耳にした
一種のビープ音だったという。

場所はカナダのこのあたり。



この付近には、イッカク、ホッキョククジラ、ワモンアザラシ、
アゴヒゲアザラシなどが頻繁に姿を現すのだが、
昨年からその姿が見られなくなったという。

地元の議員も漁師と一緒に現場を訪れ、
確かに妙な大きな音が海底から聞こえ、
動物たちも見なかったそうだ。

カナダは軍を派遣し、センサー装置を搭載した哨戒機を
出動させたが、確認には至っていない。

それでも、イヌイットたちの心配の声を受けて、
カナダ軍は音響の専門家2人を
1月25日から2月2日までパトロールに同行させる。

海底からの音。
音だけならまだしも、それに合わせて
動物たちが一斉に姿を消したというのだから、
何らかの危険を察知したのではないかと思われる。

一体なんだろうか?
続報を待ちたい。


<関連記事>
南極に川や滝が次々できている!?
こんな流氷、いや氷山がきたらどーしましょう?
南極の湖中にUFO発見!?~Google Earthで


エドワード シュトルジック (著)
北極大異変
ビング・オー・グレンダール
母の日プレート 1974年 北極熊の親子



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タグ:北極
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東日本大震災は終わっていない? [自然・動物]

最近、福島から茨城周辺を震源とする震度3-4クラスの
地震が多い気がするが、2011年3月11日にあった東日本大震災
まだ終わっていないのだという。

その余震が続いているというのだ。

EarthquakeHigashiNihon.jpg
Wikipediaより


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12月28日夜に茨城県北部で震度6弱があった。
M6.3と規模も比較的大きかった。
東京周辺でも震度3前後で、1分近く続いた。

1月18日にも茨城県沖で震度4(M4.2)があったが、
立命館大学・歴史都市防災研究所の高橋学教授は
これを予測して『週刊女性』誌上でこう公表していた。

次に地震活動が活発化しそうなのは福島県沖の南です。
茨城、千葉両県の沖合でM6〜7クラスの大地震が
数か月以内に発生する確率が高い


earthquakeKanto4.jpg
(出典:tenki.jp

昨年9月下旬には、千葉県沖の島のない
ちょうどプレートの境目付近でM4.5以上の地震が
20回以上と頻発していたのも気になる。
2016/9/29記事参照)

では、今後はどんな見込みなのか?

次は1〜2か月以内に千葉県沖かその内陸部で、
M6〜7クラスの地震が発生するとみています。
千葉県沖というのは犬吠埼など県北の沖合です。
内陸というのは千葉県内だけでなく、東京や東京湾を含めた首都圏直下です。


内陸、それも首都圏直下は避けて欲しい。
そして、東京湾内で起きると東京や横浜に津波と
いうこともあり得るという。

更に追い打ちをかけ、
M9クラスの後に火山の大噴火が起きていないのは
世界でも3.11だけだというのだ。

昨年箱根の大涌谷で立入禁止程度はあったが、
浅間山が危ない部類に入るらしい。


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東京オリンピックを控え、
首都圏直下型地震と火山噴火ばかりは
ご勘弁願いたいところだ。

最後の高橋教授のことばは、
備えを忘れないでほしい。地震は止められませんが、
心がけ次第で災害は減らすことができますから



ref) 週刊女性PRIME


<関連記事>
9月22~23日に千葉沖でM4.5以上の地震が20回も起きていた!


高橋 学 (著)
平野の環境考古学
望月昭明 (著)
これ一冊で大丈夫! 本当に使える地震対策マニュアル



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タグ:地震
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南極で巨大階段発見?~Google Earthで [宇宙・文明]

またGoogle Earth上で奇妙なものが発見された。
巨大な階段状のものだ。

Antarctica_staicase.jpg
(Google Earthより)


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場所は南極のこのあたり。
と言っても、ピンとはこないだろうけれど、座標で言うと
「68°54'57.42"S ,88° 1'49.92"E」
なので、ご自分でも探してみて欲しい。

Antarctica_staicaseM.jpg
(Google Earthより)

比較するものがないので、大きさが分かりにくいが、
定規の機能を使って測ると、このくらいだ。
 巾:約500m、長さ:約2100m

Antarctica_staicase2.jpg
Antarctica_staicase3.jpg
(Google Earthより)

雪に埋もれているので、見えている範囲のみだが、
8段で2100mというと、1段で260mもある計算になる。

確かに人工的な形状ではあるが、
いくら階段状とは言っても階段にしてはでか過ぎ。

階段でないとしても、500x260mもの四角い面が
ギザギザに自然にできるとも思えない。

雪の下に岩があったとしても、
こんなに大きな平面が、こうも続かないだろう。

昔から、南極がまだ今の位置になかったころに
古代文明があったという説もある。
先日もピラミッドのようなものを紹介した。

いずれにしても、
雪をどけてみないことには何とも言えない。
とにかく、不思議な光景である。


ref) Mail Online


<関連記事>
南極にピラミッドが見つかる!?
南極で古代都市発見か?
Google Earthに南極の地下入口!今度は黒塗りでなく画像差し替えも


飯塚芳徳 他(著)
なぞの宝庫・南極大陸 100万年前の地球を読む
神沼 克伊 (著)みんなが知りたい南極・北極の疑問50
南極点の標識が毎日移動しているって?
南極の地下にある地底湖の正体とは?



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タグ:人工物 南極
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「トロイの木馬」でガン細胞に乗り込む副作用のない抗ガン剤 [健康]

先日は、「近赤外光線免疫治療法」についてご紹介しましたが、
これまた古くて新しいがん治療の情報がありました。

トロイの木馬のごとく、ガン細胞にのみ乗り込んでいき、
副作用のない抗ガン剤があるのです!

cancer.jpg


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現代ビジネスに記事があり、こちらの本にある情報ですが、
目からうろこ的な話が多かったです。


  • 抗がん剤で治る確率は5%
  • 理論的に「抗がん剤」は効かない
  • 末期がんなのに元気


私も大事な家族をガンで失くしています。
これで助かるならば、と抗ガン剤も使いました。

しかし、痛み、発熱、脱毛、吐き気などの副作用は
見ていられないものです。

ガンの種類にもよりますが、それで治る可能性が
平均たった5%とは驚きです。

ガンで死んだのか、抗がん剤の副作用で死んだのか
分からないくらいだと言うのですから。

この抗ガン剤の仕組みですが、
血管には小さな穴が開いていて、そこから酸素や栄養素が
漏れ出して、細胞の活動を維持しています。

抗ガン剤はガン細胞を殺すためのものですから、
正常細胞にとっては猛毒です。

その抗ガン剤がガン細胞ではないところにも
漏れ出してしまうので、そこの細胞が壊死して
しまうのです。これが副作用です。

抗ガン剤が血管を巡ってガン細胞にたどり着く頃には、
100分の1以下に薄まってしまっており、
ガン細胞には少ししか効かないのです。

では、抗がん剤が十分ガン細胞に届くように
100倍投与したらどうなるかというと、
残念ながら抗ガン剤の毒で死んでしまいます。

このような問題点に着目して、前田浩教授(熊本大学名誉教授・
崇城大学DDS研究所特任教授)が、「P-THP」という
副作用のない抗ガン剤を開発しました。


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P-THPには、特許が切れた古い抗がん剤のピラルビシンが
使われており、そこにP=ポリマーが付いています。
これで、古くからある薬が最先端の薬に大変身します。

腫瘍の血管にも小さな穴があるのですが、
これは正常な血管の何倍も大きいそうです。

そこで、薬剤に高分子ポリマーを付けて大きくし、
大きな穴の開いた腫瘍の血管だけに入っていくようにしました。
これが第1ステップ。

次いで、ピラルビシンとポリマーをつないでいるヒモが、
酸性で切れるようになっています。
腫瘍の周りは廃棄物で酸性の海になっていて、
うまくそこで切れます。これが第2ステップ。

そして、実はピラルビシンにはブドウ糖に似た分子が付いていて、
ガン細胞が栄養のブドウ糖と勘違いして、
ピラルビシンを取り込んでくれます。
これが、第3の最終ステップです。

こうして、非常に濃い薬剤がガン細胞にのみ
集中的に集まって、ガンを排除できる訳です。
転移しても効果は変わりません。

そして、どうしても100%の方が治る訳ではないのですが、
それでも、副作用に悩まされることなく、
見かけは元気でQOLが高いまま安らかに・・・
という患者さんが多いそうです。

こうやって、副作用のない抗ガン剤ができました。
しかし、非常に残念なことに保健薬になっていません。
なんとも理不尽な話です。

保険薬にするには、製薬会社が関わる必要があるの
ですが、P-THPに使われた抗がん剤は、古い抗がん剤で
薬価も決まっており、利益が出ないから・・・だとか。

ノーベル賞級の開発だというのにひどいものです。
ただでさえ医療費の増大に苦しんでいるのですから、
国も考えを転換すべきです。

いずれにしても、古いものと新しいものとを
うまく組み合わせた素晴らしい研究ですね!


ref) 現代ビジネス


<関連記事>
がん細胞を1〜2分で破壊する「近赤外光線免疫治療法」


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台湾が原発ゼロ法案をアジア初で可決 [社会・流行・乗物]

台湾が2025年までに原発ゼロを目指す法案を
1月11日に可決した。

NuclearPower.jpg
(フリー写真)


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台湾の民進党・蔡英文政権は、
昨年の総選挙の際に、脱原発を公約にしていて、
公約実現のために一歩進んだことになる。

台湾には、原発が3ヶ所に6基(稼働中は3基)あり、
うち北部の2ヶ所4基が首都台北から30キロ圏と
大都市に近い。

日本で言えば、東京-横浜間くらいしか離れていないのだ。

さすがに、3.11福一の事故以降、反原発機運が高まっていた。
南部の新しい第4原発の計画もあったが、
反対運動で建設凍結になっている。

そして、2018年から2025年の間に、順次40年の
運転期間が終了することに合わせて、
そのまま再稼働をせずに、原発ゼロにしていく。

台湾の電源構成は8割が火力で、原子力は約14%。
再生可能エネルギーは約4%。

今年を含めあと9年で、再生可能エネルギーで原子力分を
カバーしていかなければならず、なかなか大変な量だ。

台湾の電力は、事実上の国営の台湾電力の1社独占だが、
そこの分社化や、民間への開放などで、
再生可能エネルギー系を活性化させていく計画だ。

なんとか成功させ、アジアの良いお手本になって欲しい。


世界的には、ヨーロッパでドイツが脱原発に既に舵を切っているが、
アジアでは中国、インドなどが原発増設に邁進してしまっている。

稼働基数計画中基数
日本433
韓国2510
台湾62
中国3520
フィリピン01
インド2125
パキスタン43



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エネルギー事情が切迫しているとはいえ、
中国とインドは、建設中も含めると
日本よりも近々多くなる模様だ。

中国は2030年にはアメリカも抜いて
世界一の原発数になる。

とんでもない大気汚染でPM2.5が日本まで
飛んできている中で、放射能まで飛ばしてこないよう
祈りたい。

唯一の被爆国であり、原発事故も起こした日本が、
原発をそれでもなお推進し、輸出までしようとし、
核拡散防止条約での核兵器禁止にも反対し、
という訳の分からないことをしている。

よく言うように、
なぜトイレのないマンションを増やし続けるのか、
ドイツが日本製ソーラーパネルを使って
太陽光発電を増やしているというのに、
なぜ自国では活用しないのか。

まったく理解ができません。


ref) 毎日新聞1月11日朝刊、The Huffington Post


和田武 (著)
再生可能エネルギー100%時代の到来
山家 公雄 (著)
再生可能エネルギーの真実




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タグ:原発
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