「斉藤」さんと「斎藤」さんは別人だった！？

「斉藤」、｢斎藤｣、「齊藤」、「齋藤」など「さいとう」さんは
字がいくつもあり、書くのに困ることがある。

でも、基本は略字とか旧字とかの違いでみな同じかと
思っていたが、実は２つに分かれるらしい！？




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ご本人には失礼ながら、ついつい一番簡単な
「斉藤」さんで済ましてしまうことが多いが、
大きくは次の２つに分かれるようだ。
但し、他にも異体字がたくさんある。

新字体	旧字体	音読み	意味	用例
斉	齊	セイ	揃える、整える	一斉、斉唱
斎	齋	サイ	穢れを払う、静かに過ごす部屋	斎場、書斎

要は、下の中が、「＝」か「示」かがキーポイントだ。
確かに、「斉」は斉藤のときだけ「サイ」と読み、
他では「セイ」と読んでいる。

「さい」の字はそんな感じだが、
「さいとう」さんには他にも、こんな書き方もあるそうだ。

　西藤、西塔、才藤、済藤、西頭、
　西等、佐井藤、再藤　など


そういえば、「わたなべ」さんもよく分からない。

　渡辺、渡邊、渡邉、渡部　など


「錦織」さんは、テニスで活躍の錦織選手が出てきて
初めて「にしきおり」でなく「にしこり」という読み方を知った。

その経緯はこういうことらしい。




気になった方は、独自に調べてみてください。

	日本人の名字の大疑問
	森岡 浩 (著) 名字でわかる あなたのルーツ

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