これが月?何かの間違いでしょ? [自然・動物]
7月9日に何とも妙な月が撮影された。
この写真のどこに月が写っているんだよ?
と言われそうですが、
蜃気楼のように四角く写っているのが月だという。
(出典:Mail Online)
こんな四角い雲みたいなのが月なんて
にわかには信じ難い。
大気がレンズの役割をして、水平線から出た月の
色や形を歪めた結果だというのだが、
そう言われても納得いくものでもない。
普通は、太陽光に温められた空気が下層にあるが、
海岸から離れると、冷たい海上の空気が、
上空でやや温かい空気と触れ合うことがあり、
一種の蜃気楼を発生させ、視覚的な歪みを生むそうです。
驚くことに、しばらくすると
このような光景に変わったという。
これも歪んではいるが、月だと分かる。
(出典:Mail Online)
確かにこれなら月だと分かるが、
初めの写真とはどうも結びつかない。
最初の四角いピンクから、この光景までを
是非動画に撮って欲しかった。
ref) Mail Online
蜃気楼のすべて! | |
沖田×華 (著) 蜃気楼家族 |
ウニを三浦キャベツで養殖!? [自然・動物]
三浦半島沖で、ムラサキウニが海藻類を食べつくして
「磯焼け」の被害を引き起こしているそうだ。
研究の結果、三浦特産のキャベツで、駆除したウニを
養殖して食べてしまおうという作戦が進行中!
【キャベツを食べるウニ】
(出典:水産技術センター)
「磯焼け」というのは、海藻が減って、海底が砂漠化する現象。
海藻はアワビやサザエなどの餌になったり、
魚類の生活の場や産卵の場となるので、影響が大きい。
ウニを食べることはあっても、
ウニが何を食べるかは知らなかった。
意外と雑食性らしい。
ウニが厄介者だというなら、食べちゃえばいいじゃん、
と言いたいところだが、実入りが悪くて売り物に
ならなかったそうだ。
そこで、県の水産技術センターが、
逆に売り物にならなかった三浦キャベツや 三浦大根の
廃棄品を与えてみたところ、猛烈に食べたという。
80匹のウニが、キャベツ1玉を3日でご完食!
というほどだ。
まさか、海の生物が陸の野菜を食べるなんて・・・
【大根を食べるウニ】
(出典:水産技術センター)
そうして養殖試験を進めたところ、
実の重さが2~3%しかなかったのが、
平均12.5%まで増えて、食べられるようになった!
味もえぐみが減って甘みがアップし、
見た目もきれいな黄色になったという。
今後も次の三者が連携して、実証実験に取り組む。
・水産技術センター … 実入試験、各種成分分析、食味試験
・京急油壺マリンパーク …展示による広報、飼育方法試験(閉鎖型)
・県立海洋科学高校 … 餌の嗜好実験、飼育方法試験(開放型)
→ウニの被害を駆除できる
→海藻が守られ、サザエやアワビも増漁
→地元野菜の残滓を廃棄せずウニのエサに活用
→ウニを特産品化
一石二鳥どころか、三鳥、四鳥と
なかなかすごいことになりそうです!
ref) 水産技術センター
本川 達雄 (著) ウニはすごい バッタもすごい - デザインの生物学 | |
いそまる本舗 雲丹醤油 |
パール富士の投稿相次ぐ [自然・動物]
「パール富士」の投稿が相次いでいた!
7/8のパール富士#パール富士 #mysky pic.twitter.com/6fn38JPoqL
— 島田 貞男 (@sadashima117) 2017年7月8日
富士山の頂上に太陽がくるダイヤモンド富士は
ときどき話題になりますが、パール富士は満月のときに
限られるため、ダイヤモンド富士より珍しいのです。
パール富士:月、山頂に重なる 山梨・山中湖 https://t.co/32x8QCLHub
— 毎日新聞 (@mainichi) 2017年7月8日
その名の通り、真珠が富士山のてっぺんに乗っかった感じ。
ダイヤモンド富士ほど派手さはないけれども、
趣があっていいです。
こんな動画でとらえた投稿もありました。
(環境により再生できない場合はtwitter側でご確認を)
おはようございます
— 富士山写真家@hashimuki (@hashimuki) 2017年7月7日
深夜に撮影した、パール富士のタイムラプスです
月が富士山に落ちた後に影富士が浮かび上がる様子が見てとれます #富士山 #タイムラプス pic.twitter.com/U3vSejTTUU
6月10日頃にもけっこう投稿されてました。
天気の加減でも見えたり見えなかったりするので、
なかなか貴重です。
私はダイヤモンド富士なら一度だけ
田貫湖から見たことがありますが、
パール富士にはまだ巡り合っていません。
どこかで一度見に行ってみたいですね。
富士巡礼 C | |
富士山ブック2017 「3776m 日本のテッペンへ!!」 富士山4大登頂ルート&お鉢巡り徹底ガイド 富士山登山情報のバイブル! |
子グマを背負って泳ぐグリズリーの母グマ [自然・動物]
そこにだって、親子の世界はある。
母グマが子グマ2匹を背中に乗せて、
湖を渡る姿が撮影された。
(下のYouTubeより)
撮影された場所はこのあたり。
アラスカ州ウッド・ティクチック州立公園内の
アレクナギク湖というところ。
(Lake Aleknagik in Wood Tikchick State Park)
撮影したのは、州立公園で働くデビッド・ローズマン氏。
ボートでロッジに向かっていた最中、約30m先に
何かが浮いているのに気づいたら、これだったそうで。
今回映った子グマは生後6ヶ月くらいと見られ、
体重13kgくらいまで育てば自力で泳げるようになるという。
湖の中にある島から、350mくらい泳いで
岸まで行ったそうだ。
岸に着くと、止まらずに、背から降りながら
そのまま森の中へと進んでおり、
もう慣れたこと、という感じである。
あるいは、ローズマン氏に気付いて、
本能的に逃げただけかも知れない。
とにかく、母親は偉い!!
ref) National Geographic
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カナダで撮影された空飛ぶ何か奇妙なもの!? [自然・動物]
空飛ぶ生物らしき何かが撮影された。
一体これは何??
Oshawa photographer captures 'unidentified flying object' https://t.co/dYAm2Sy0IY
— The Anomalist (@anomalistnews) 2017年6月23日
撮影場所はこのあたり。
カナダのオンタリオ州オシャワというオンタリオ湖岸の町。
撮影者は野生生物専門のカメラマンのケン・ライト氏。
夕方7時45分頃、車に戻ろうと歩いていたところ、
離れたところの空を突然何かが飛ぶのが見え、
取り敢えず写真に撮るだけ撮っておいた。
その時は、よく見かけるヒメコンドルかなと思ったが、
家に帰ってから見てみると、何だかさっぱり分からない。
Oshawa photographer captures 'unidentified flying object' - https://t.co/GHwVJ6jLSf #GoogleAlerts
— Peace Peace Peace (@truthenomics) 2017年6月23日
撮影時に周囲には人は誰もおらず、
凧やバルーン、ドローンでもないようだ。
さすがに、UFO=空飛ぶ円盤ではなさそう。
色的には緑系だが、木の葉や実でもなさそうだし、
何となく生物っぽい。
ぶれているとは言え、鳥でもなさそう。
強いて言えば、ガメラ??
一体、何者なのでしょうか??
ref) DurhamRegion.com
ヤギが空中散歩している! [自然・動物]
一瞬牛かとも思ってしまったが、ヤギが空中散歩をするがごとく
高い橋の上を歩いている!?
千葉)ヤギの空中散歩が人気 富津・マザー牧場 https://t.co/nJc1q6S1We
— どうぶつ新聞 (@asahi_animal) 2017年6月23日
場所は千葉のマザー牧場。
昔行ったことがあり、羊の毛刈りショーなら記憶があります。
マザー牧場では、九十九谷の風景を背景に「青空さんぽ」と
呼んでいるそうです。
たまたまでしょうが、模様がウシみたいのばかりで
よけいに奇異に感じてしまいます。
ヤギさんの空中散歩! pic.twitter.com/6ahepBbc40
— やぎが好き (@yagiyagi1971) 2016年6月18日
ヤギ=山羊ですから、
高いところは苦にせず、
急な崖に住む野生のヤギも見たことあります。
そこで思い出すのが、アフリカのどこかで、
ヤギたちを木登りさせて、写真を撮りに車を降りてくる人たちに
何か商売をしている人がいました。
I need a goat tree! RT @EverythingGoats: A group of wild goats climbing a tree pic.twitter.com/qwnsrsmKVG
— Stinkerbell (@originalCynic) 2015年7月21日
旭川の旭山動物園のように、
動物の特性を活かした
上手な展示?ショー?ですね。
旭山動物園ペンギン翔ぶ~閉園からの復活 | |
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今度はイギリスで赤い光学現象「スプライト」が撮影された! [自然・動物]
今度はイギリスで、更に高空の赤いスプライトが撮影された!
(facebookより)
今回のはかなり大規模で、
パッと見は花火かと思ってしまう。
5月28日から29日にかけて、
イギリス海峡で発生したもの。
By Abestrobi - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, Link
- スプライト 主に中間圏で発生する赤系統の発光
- エルヴス 中間圏上部~熱圏下部で水平に広がる発光
- ブルージェット 成層圏上部での青系統の発光(上向きの雷)
- ブルースターター 成層圏下部でブルージェットに先立って現れる発光
ブルージェットは、高度20~40km付近で発生し、
スプライトは、高度70~90km付近で発生する。
実は、日本でも今年(2017年)3月22日に東京の杉並付近で
観測されたらしい。
ただ、発光時間が0.1秒とか0.2秒しかないため、
待ち構えていて、そこにたまたま発生しない限り、
撮影するのは非常に難しい。
オーロラなら、出会えさえすればある程度の時間楽しめるが、
これは写真かビデオに撮るしかない。
でも、一度くらいは肉眼で見てみたいものだ。
探してみると、YouTubeに動画もあった。
2016年5月16日に、アメリカ・テキサス州のトゥリア
という町で撮影されたそうだ。
⇒ https://youtu.be/E14OZ95hqGA
ref) Stephane Vetter氏facebook、地球の記録
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上野動物園で「シンシン」がサプライズ出産! [自然・動物]
赤ちゃんを1頭出産した!
上野動物園の #パンダ「シンシン」が赤ちゃんを出産https://t.co/lYPEymuLZL pic.twitter.com/b9C4dAzjYU
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年6月12日
妊娠の兆候があるとのことで、
5月25日から展示を中断していたシンシンだが、
いきなりのサプライズ出産となった。
まだオスかメスかは不明。
(2017/6/23 メスと判明)
シンシンは5年前の2012年7月にも出産したが、
わずか6日で肺炎で亡くなってしまった。
こんどこそ、うまく育ってほしい。
上野動物園の歴代のパンダに関しては、
こちらのサイトに詳しい。
⇒ http://www.ueno-panda.jp/history/
今回の赤ちゃんは、現在国内では12頭目のパンダとなった。
・上野動物園
♂ リーリー(力力)
♀ シンシン(真真)
♀ 今回の赤ちゃん
・神戸市立王子動物園
♀ タンタン(旦旦)
・アドベンチャーワールド(和歌山)
♂ エイメイ(永明)
♀ らうひん(良浜)
♀ あいひん(愛浜)
♂ めいひん(明浜)
♂ めいひん(梅浜)
♂ えいひん(永浜)
♂ かいひん(海浜)
♀ ようひん(陽浜)
関東ではあまり知られていないが、
アドベンチャーワールドではこれまで12頭も生まれている。
(ただし、1頭は死亡、4頭は中国に返却)
国内のいずれのパンダも、中国からのいわばレンタルで、
日本には所有権はない。
いずれにしても、無事大きく育ってほしい!!
最新情報⇒ http://www.ueno-panda.jp/
フクロウが泳いでいる!ワシも! [自然・動物]
アメリカで川(?)を泳いでいるフクロウが撮影された!
(下の動画より)
場所は、アメリカのユタ州とアリゾナ州の州境にある
パウエル湖という湖のそばの渓谷。
大学生たちがハイキングをしていたところ、
フクロウが低空を飛んでいたので追い掛けたらしい。
そして、次に見つけたときには、すでに泳いでいた!?
なんだか少し弱っていて、自分の意志で泳いでいる
というよりは、止むを得ず、という印象を受けるが、
実際のところは不明だ。
最後には岸に上がって、普通にしている様子で、
ホッとしたのだが、エサを取るためでもなく、
水浴びが目的とも思えず、不思議な光景だ。
さらに、↓
YouTubeで上の動画を見終わると、
次にこれが出てきた。
なんと、今度はワシが泳いでいる!
アラスカのPrince William Soundというところで、
海か湖かは不明。
魚を捕まえたのだが、大き過ぎてつかんだままでは
飛び立てなくなって、止むを得ずしばらく泳いでいたらしい。
バタフライのごとく、なかなかダイナミックな泳ぎだ!
映像が途中で切れてしまい、
この後どうなったのか気になるところだ。
※追記
もしかしたら、続きはこれかも知れません。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/17/080400299/
幻のサメが次々。地震の前触れか? [自然・動物]
名前は「メガマウス」。
幻のサメ出没頻発、大地震との関連は “東日本”前にも出現 https://t.co/QCD7kA8TkD #デイリー新潮
— 気になる風景 (@yeelingye) 2017年6月11日
ちょっと普通のサメのイメージとは違う。
深海ザメで、世界で120匹、日本でも20匹しか
発見例がない珍しいサメなのだ。
それが、5月22日に千葉県の館山で、
26日には三重県の尾鷲で立て続けに
捕まった。体長は5mもある!
これに関連して、一部の人たちが心配している。
実は、尾鷲の漁港では昨年4月16日に発生した
熊本地震の前日、東日本大震災の約2カ月前にも
このサメが捕獲されています。
大地震の前兆となる何かを感じて、
深海から上がってきた可能性があるらしいのだ。
サメの頭部にはロレンチーニ器官という小さな穴がたくさんあって、
電気センサーとなっている。
その感度が人間の10万倍以上もあるというのだ。
プレートの歪みから生じる電磁波などを感じ、
異常な行動(浮上)につながったのかも知れない。
6月に入ってから、三重県から東海沖では
地震は起きていないようだが、
千葉県東方沖では震度1ないし3の地震が
8回起きている。
その程度なら問題ないのだが、過去においては、
メガマウス出現から2日~2ヶ月の間にM6以上の地震が
発生しているケースが多い。
・2004年4月19日:千葉県市原市 → 5月30日:千葉県南東沖(M6.7)
・2004年4月23日:静岡県網代沖 → 5月30日:千葉県南東沖(M6.7)
・2005年1月23日:三重県紀勢町沖 → 3月20日:福岡県西方沖地震(M7.0)
・2011年1月14日:三重県尾鷲市沖 → 3月11日:東日本大震災(M9.0)
・2014年4月14日:静岡県清水市沖 → 5月5日:伊豆大島近海(M6.0)
・2016年4月14日:三重県尾鷲市 → 4月16日:熊本地震(M7.3)
科学的な証明は出ていないが、
一応、用心しておいた方がいいと思われる。
千葉で見つかったときには、東京海洋大名誉博士の
あのさかなクンも調査に当たったようだ。
ref) デイリー新潮
地震の前兆150 | |
吉田 彰顕 (著) 地震前兆やいかに ~電波による複眼観測~ |