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キョンによる被害拡大、脱走して大繁殖 [自然・動物]

「キョン」て何だ?
昔脱走してから大繁殖して、被害が広がっているという。

「涼宮ハルヒ」の主人公の話ではない。
そのキョンとは?


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調べてみると、「キョン」というのは、シカの仲間。
体長70-100cm、肩高40-50cm、体重10-15kgという。
名前はかわいらしい。

生息地は中国東部や台湾だが、日本にいるのは、
かつて千葉県勝浦市にあったレジャー施設「行川アイランド」から
逃げ出したものが、1980年代から野生化して大繁殖したらしい。

ならば、捕まえてそこへ戻せばと言いたいところだが、
行川アイランドは既に2001年に閉園している。

頭数も推定で4万頭以上と、手が付けられない。








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稲やイチゴなど農作物を食い荒らすなど
被害の拡大が続いている。
民家にも入り込んできて、花壇の花や植木も
食い荒らされている。

他に、伊豆大島でも、1万頭以上と人口以上に増えて、
アシタバなどに被害が急拡大している。
こちらも都立大島公園(動物園)から逃げ出して野生化したもの。

体は鹿としては小型だが、
「ガー」とかなり大きな声で鳴き、
気味悪がられているそうだ。

農業被害を及ぼす特定外来生物に指定されて、
東京都では駆除を進めているが、
想像以上に繁殖が進んでおり、
追い付かない状況。

1m程度の柵を作っても跳び越えてしまうし、
電気柵が有効だが、費用がかかる。

鳥獣保護法で、狩猟鳥獣に指定されていないため、
狩猟ができず、ワナによる捕獲が中心となっている。
繁殖力旺盛で、増加を抑えるので精一杯だ。

何とも頭の痛い問題である。
動物園にいれば、かわいくて人気者だが、
一度野生化してしまうと、山の中にいる分にはよいが、
民家や畑にやってきて
いろいろと食い荒らしてしまう。

何か妙案はないものだろうか?

あまりこういう風には考えたくないのだが、
高級なセーム革がとれ、中国、台湾では食用にもしているらしい。
マザー牧場ならぬキョンキョン牧場でも作って、
何かうまくやっていけないだろうか?




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