塗料(絵の具、インク)が要らない不思議な絵 [IT・技術・科学]
有名な科学誌natureに理化学研究所メンバーによる
塗料(絵の具、インク)が要らない不思議な絵に関する
論文が掲載された!?
(出典:nature)
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上の写真右が、その塗料を使わずに描いたという絵。
これが、何と縦横0.3mmしかない超小ささ。
小さな絵や文字というと、米粒に書いたものを思い浮かべる。
これもスゴイ技術なのだが、大きさは1mm程度はあり、
インクや絵の具は使っている。
(出典:pixiv)
では、上の絵はどうやって描いているのか?
0.3mmというと、一番細いシャーペンやペンで
線を引くだけで、絵までは描けないし、インク等も使う。
ここが不思議なところ、理化学研究所の研究たる所以
なのだが、なんとアルミニウムの薄膜に、
1000万分の1mm程度のかすかな凹凸を作り、
発色させているのだという!
えっ?よく分からないですね。。。
例えば赤いリンゴというのは、赤い光だけを反射して、
青、緑、黄といった他の色は吸収しているから、
反射した赤の色に見える、ということが起きている。
すべての色を反射すれば白、
何も反射ぜずにすべて吸収したら黒に見える。
この光の反射、吸収の加減を
ナノサイズの凹凸で人工的に調節すれば、
塗料なしで色を変えられるというのだ!
(出典:読売新聞)
上図のように、特殊な樹脂に座布団のような
凹凸の構造を作り、アルミニウムの薄膜を載せている。
座布団の大きさや間隔を変えることで
反射する色が変わり、あらゆる色を作り出せたそうだ。
この技術によって、絵の具やペンキのように、
長年のうちに変色したり退色したりもなくなる。
かつ、塗料のない分、薄く軽く作れる。
ちなみに・・・
表面をカッター等で傷付けたり、
金槌で叩いて変形させたらどうなるのか??
その辺は不明。
とにかく、素人にはまったく思いも付かない方法で、
絵の具もインクもペンキもなしに、
変色、退色の心配もなしに、
絵を描いたり、色を付けたりできるスゴ技だった!
ref) 理化学研究所、nature
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塗料(絵の具、インク)が要らない不思議な絵に関する
論文が掲載された!?
(出典:nature)
上の写真右が、その塗料を使わずに描いたという絵。
これが、何と縦横0.3mmしかない超小ささ。
小さな絵や文字というと、米粒に書いたものを思い浮かべる。
これもスゴイ技術なのだが、大きさは1mm程度はあり、
インクや絵の具は使っている。
(出典:pixiv)
では、上の絵はどうやって描いているのか?
0.3mmというと、一番細いシャーペンやペンで
線を引くだけで、絵までは描けないし、インク等も使う。
ここが不思議なところ、理化学研究所の研究たる所以
なのだが、なんとアルミニウムの薄膜に、
1000万分の1mm程度のかすかな凹凸を作り、
発色させているのだという!
えっ?よく分からないですね。。。
例えば赤いリンゴというのは、赤い光だけを反射して、
青、緑、黄といった他の色は吸収しているから、
反射した赤の色に見える、ということが起きている。
すべての色を反射すれば白、
何も反射ぜずにすべて吸収したら黒に見える。
この光の反射、吸収の加減を
ナノサイズの凹凸で人工的に調節すれば、
塗料なしで色を変えられるというのだ!
(出典:読売新聞)
上図のように、特殊な樹脂に座布団のような
凹凸の構造を作り、アルミニウムの薄膜を載せている。
座布団の大きさや間隔を変えることで
反射する色が変わり、あらゆる色を作り出せたそうだ。
この技術によって、絵の具やペンキのように、
長年のうちに変色したり退色したりもなくなる。
かつ、塗料のない分、薄く軽く作れる。
ちなみに・・・
表面をカッター等で傷付けたり、
金槌で叩いて変形させたらどうなるのか??
その辺は不明。
とにかく、素人にはまったく思いも付かない方法で、
絵の具もインクもペンキもなしに、
変色、退色の心配もなしに、
絵を描いたり、色を付けたりできるスゴ技だった!
ref) 理化学研究所、nature
吉田 典之 (著) ここまで来たナノテクノロジー -産業化する原子の世界 | |
nature[Japan] December 22-29, 2016 Vol. 540 |
タグ:ナノ
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