日本での地熱発電広がるか?ベンチャーと京大が新システム開発 [IT・技術・科学]
日本は火山国。
地下資源には乏しい国ながら、地熱の資源量は世界第3位。
(1位:アメリカ、2位:インドネシア)
それなのに、地熱発電量は世界第8位だ。
そこへ、エネルギー系のベンチャー企業の
「ジャパン・ニュー・エナジー」が京大と共同で
地熱発電の新システムの開発に成功した。
(2016年10月12日発表)
(出典:日本地熱協会)
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従来の地熱発電は、温泉水や蒸気を汲み上げるため、
温泉街や観光業者から反対されてしまうことが
多かった。
また、地熱資源の多くが国立公園内にあって
開発が規制されてしまうことも多い。
新システムは地下に二重のパイプを
埋めるだけで、地中熱だけで発電する。
二酸化炭素も出さない。
直径が30cmと10cmの二重管を用意して地下に埋め、
地上から圧力ポンプで外側に純水を注入。
それが地熱で熱せられて内管から戻り、
その熱水からの蒸気でタービンを回す仕組みだ。
今回、大分県九重町に実証設備を建設し、
今日から発電が始まっている。
最高出力24KWで、約50世帯分の電気を賄う。
うまくいけば、3万KWまで拡大する。
太陽光や風力発電は昼夜や季節による
発電量の変動が大きいが、地熱発電は
原子力発電同様に変動がほとんどない。
設備利用率が風力・太陽光が10-20%なのに対し、
地熱・原子力は70%強と高い。
それでいて、放射能の危険や後処理の問題もない。
ウランや石油等の輸入も不要。
火山国、温泉国日本に一番合っているのは、
地熱発電だと思う。
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(出典:日本地熱協会)
地熱発電にもいくつか方式があるが、
今回の新方式も含め、
もっともっと普及して欲しいと思う。
cf) 毎日新聞、WEBRONZA、日本地熱協会
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地下資源には乏しい国ながら、地熱の資源量は世界第3位。
(1位:アメリカ、2位:インドネシア)
それなのに、地熱発電量は世界第8位だ。
そこへ、エネルギー系のベンチャー企業の
「ジャパン・ニュー・エナジー」が京大と共同で
地熱発電の新システムの開発に成功した。
(2016年10月12日発表)
(出典:日本地熱協会)
従来の地熱発電は、温泉水や蒸気を汲み上げるため、
温泉街や観光業者から反対されてしまうことが
多かった。
また、地熱資源の多くが国立公園内にあって
開発が規制されてしまうことも多い。
新システムは地下に二重のパイプを
埋めるだけで、地中熱だけで発電する。
二酸化炭素も出さない。
直径が30cmと10cmの二重管を用意して地下に埋め、
地上から圧力ポンプで外側に純水を注入。
それが地熱で熱せられて内管から戻り、
その熱水からの蒸気でタービンを回す仕組みだ。
今回、大分県九重町に実証設備を建設し、
今日から発電が始まっている。
最高出力24KWで、約50世帯分の電気を賄う。
うまくいけば、3万KWまで拡大する。
太陽光や風力発電は昼夜や季節による
発電量の変動が大きいが、地熱発電は
原子力発電同様に変動がほとんどない。
設備利用率が風力・太陽光が10-20%なのに対し、
地熱・原子力は70%強と高い。
それでいて、放射能の危険や後処理の問題もない。
ウランや石油等の輸入も不要。
火山国、温泉国日本に一番合っているのは、
地熱発電だと思う。
(出典:日本地熱協会)
地熱発電にもいくつか方式があるが、
今回の新方式も含め、
もっともっと普及して欲しいと思う。
cf) 毎日新聞、WEBRONZA、日本地熱協会
真山 仁 (著) 地熱が日本を救う | |
清水 政彦 (著) 東京で地熱発電 (地熱資源大国ニッポン) |
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