平地の三県境に観光客増える

群馬県(板倉町)、埼玉県(加須市)、栃木県(栃木市)の
３県のY字状の県境に観光客が増えている。

こんなところがあるのか。
埼玉、栃木、群馬の三県境が観光地化している？ - デイリーポータルZ https://t.co/cHSTHpOSn3 @dailyportalzさんから

— yomi_nuxx (@yomi_nuxx) 2016年8月25日

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T字やY字状の三県境は全国に48ヶ所あるそうだ。
ただ、ほとんどが山頂や川、湖、海の中で
おいそれとは行かれない。

その中で群馬県、埼玉県、栃木県の三県境は
唯一平地にある。田んぼの中にあるのだ。



東武日光線柳生駅の東北東400m弱で、
畝や小さな水路(?)があるとはいえ、
なんとも中途半端な場所にある。

歴史をたどると、元は渡良瀬川の中にあったらしい。
それが、明治・大正時代に川をせき止めて遊水地を
作った関係で、元の位置が沼地になってしまった。

目印の杭が打ってあったが、埋没して長らく行方不明に
なってしまい、2016年になって測量し直して再発見。
新たな杭が打たれて、調印式も行い位置が確定した。

たった2歩で3県を周れるということで、
訪れる人が増えたが、場所は分かりにくいし、
田畑の中で、観光地とは言い難い。

それでも、柳生駅か「道の駅きたかわべ」から道のりで
約500mということで、何とか観光の目玉にしたいと
地元の町が動き出したらしい。


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話のついでだが、三県境が同じ3県の組み合わせで
５ヶ所もあるという不思議な場所がある。

和歌山県・三重県・奈良県の三県境なのだが、
和歌山県の北山村全体と新宮市の一部が、
三重県と奈良県に挟まれた飛地となっているからだ。

こちらでは、2013年から「ようこそ　さん・けん・きょう　熊野の国へ」
と、案内板の設置・フォトラリーなどの観光キャンペーンをしている。





ref) 上毛新聞、和歌山県、ウィキペディア

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タグ：県境