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次の大地震は薩摩西方沖・伊予灘が注意 [自然・動物]

※8/15追記
 8月15日13:36頃、伊予灘でM4.3、最大震度3の地震がありました。
 再稼働したばかりの伊方原発で、その影響で送電が約20分遅れました。
 今回は大きな問題はなかったようですが、なぜ中央構造線という大断層の
 真上に原発を作り、再稼働も許されるのか??
 これ以上大きな地震が起きないことを祈ります。
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熊本地震の発生頻度がようやく下がってきた。
少なくとも震度3以上は5月6日以降1日1~4回だ。

しかし、次に注意なのは、その西または東の
薩摩西方沖と伊予灘の地域だという。

ChuoKozosen3.JPG


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地震科学探査機構(JESEA)によると、
今回の熊本地震を2年も前から予測していたらしい。

ところが、起きそうで起きない状態が2年も続いてしまい、
実際の地震の直前、4月6日に地震発生注意情報を
解除してしまった。

地震予測法はまだ確立されておらず、
ある意味、結果論で仕方ないのだが、
2年もあれば、いろいろできたこともあっただろう。

地震科学探査機構では、地上約2万キロメートルを周回している
測位衛星により、国土地理院が全国に約1300点設置している
電子基準点の変動を測定し、地震の前兆を検知している。

熊本地震では、周辺の地体(プレートを細かく区分けした存在)が
引きちぎられるように東西南北に動いた。

四国の足摺岬と室戸岬周辺の地体の動きは
熊本地震によって逆方向に変わっており、
歪みが溜まっている。

特に中央構造線の延長線上にある伊予灘は要注意らしい。

熊本から見て逆方向に当たる薩摩半島の西方沖などでも、
大地震が起きる可能性があるという。

また、阿蘇山の噴火にも注意だ。
江戸時代の宝永の大地震(1707年)の49日後に
富士山が噴火した例もある。

伊予灘も、薩摩半島の西方沖も海だから、
万一の場合も、津波さえ起きなければ、
陸地での被害は少ないかも知れない。

しかし、怖いのは、
伊予灘の方には佐多岬半島の付け根に伊予原発が、
薩摩半島の海岸には川内原発があるのだ。

地震科学探査機構としては、
原発の安全性は地震予測と異なる次元の話なので、コメントは控える。

ということで、原発に関してはノーコメント。

福島第一原発の大事故が5年前にあったばかり
なので、津波も含め、あらゆるケースへの
備えを進めておいて欲しいところだ。

東日本大震災、熊本地震を受けて、
地震保険への加入者が急増しているそうだ。

たとえ火災保険に入っていても、
地震が原因の火災には火災保険は下りないので注意。

また、地震保険は火災保険の特約で、
地震保険単独では入れない。

また、地震保険料は、
例外的に全損害保険会社で共通で、
都道府県ごとに定められている。

和歌山県から千葉県にかけての太平洋岸は高く、
熊本県他安い県の3倍以上もする。

財務省 地震保険制度の概要参照

16日には関東でもM5.5、震度5弱の
大きな地震があった。

不安を煽るつもりはないが、
最低限の備えはしておきたいところだ。


出典:東洋経済ONLINE


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