熊本地震の震源地が移動！？

熊本での大地震が14(木)夜に発生以来
ずっと余震が続いており、なかなか収束しない。
しかも、中央構造線に沿って東に移動する兆候もある。




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日本気象協会(tenki.jp)のデータを見ると、
4月14日(木)21:26の震度7の地震から
3日間72時間で、こんなに余震が起き続けている。
　震度２以上：200回以上
　震度４以上：77回
（文末の表参照）

こんなに長く、それも震度4以上がほぼ1時間毎に
3日も起き続けたなんてことがあったろうか。
それもまだ収まっていないのだ。

被災された方々には、
ご無事と、一刻も早い収拾・復旧を、
心よりお祈りするしかありません。

初期の段階では、大きな被害がなかったお宅でも
ホッとした後にこれだけ大きな揺れが続いて、
被害が大きくなっていくのは、本当に辛いことでしょう。

そして、気になるのは、益城町付近に集中していた
震源が、東北東の阿蘇や大分の方に
移動していくような兆候が感じられることだ。

震度4以上の震源地の東西が70kmほど巾があり、
16日に大分県中部まで行ったが、
17日はまた益城町周辺が多くなっている。

震度1以上では、八代から別府まで、
斜めに九州を横断し、120kmもの巾の中で
地震が頻発している。

一番怖いのは、中央構造線の断層に沿って
移動または拡大し、四国の佐多岬半島に渡り、
伊方原発の直下で地震が起きることだ。

直下とは言わないまでも、海に面した場所にあるので、
津波も怖い。

今日もM3.8レベルだったが、伊予灘で12:09に地震があり、
伊方原発も震度２で揺れている。



それから、活火山である阿蘇山の噴火と連動しないかも心配。
16日に小噴火があったが、これで終わって欲しい。

あとは、懸念されている南海トラフ地震に
つながらないように祈るばかり。

先日は、鎌倉市の津波シミュレーションの動画をご紹介したが、
名古屋市でも「南海トラフ巨大地震被害想定映像」を
出しており、内容的に分かりやすくできている。

こちらのリンクは、南海トラフ地震に触れる
1分15秒付近から始まる。

https://youtu.be/lnQV1CydWS8?t=1m15s

地球も生きており、地震が起きるのは仕方ないのだが、
被害を小さくすることはできても、
正確に場所と規模を予想したり、
発生を止めたりはできないのが痛い。

（追加情報⇒震源が大移動した1596年の慶長大地震と熊本地震）


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★熊本地震義援金の募集について
　熊本県：http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html?type=top

★災害ボランティア情報
　熊本県：http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15404.html?type=top




参照：日本気象協会

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タグ：地震 熊本