各地で低い虹が多発、吉兆or凶兆？

ここ10日間ほどの間に、あちこちで
地面すれすれの低い虹（水平虹）が各地で観測されている。

これは吉兆？凶兆？


（出典：グリーンピア大沼twitter）


＜スポンサードリンク＞



普通の虹は、中くらいの高さの空に
雨の後などに半円状のアーチを描く。

ここのところ増えているのは、
周りの山よりも低い、直線に近い虹だ。

*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･'(*ﾟ▽ﾟ*)'･*:.｡. .｡.:*･゜ﾟ･*@island_shikoku 天気が徐々に回復してきた羽田空港では面白いものを見られました。
｢水平虹｣というそうです。 pic.twitter.com/j7cYuNEaHL

— バルーンガーデン (@balloongarden_) 2016, 2月 15

低い虹の頂部だけが見えてるときは、確かに水平に見えるかもしれませんね。上から二番目三番目の虹を見たときは、背後の太陽の高さを確認して、ああそうか虹の上の部分がちょこっと見えてるだけだ、と気づきました。>RTs pic.twitter.com/mmqXeDlUSx

— KDNhrd (@KDNhrd) 2016, 2月 15

日中の虹。（昨日北海道にて撮影）北海道は太陽高度が低く、見晴らしが良い場所が多いため、日中にこのような低い虹が見えることがあります。 pic.twitter.com/GwuKsuTlJC

— 火星人 (@shigesun7771) 2016, 2月 2

低いところに虹が出る仕組みは、
気象ひとくちメモhttp://www2.jrt.co.jp/cgi-bin3/memo/memo.cgi?no=143によると、

---------(ここより転載)----------



虹は自分の居るところでは雨は降っていなくて、
太陽のある方向と反対側で雨が降っている場合に見える。

太陽光線が雨粒の中で屈折・反射し、
光が波長ごとに七色に分かれて目に届くからである。

　よく見かける虹は、空にかかる半円形である。
虹の頂の高さは太陽と自分を結ぶ延長線から、４０度と４２度の間に出来る。

したがって、太陽が低い朝夕には高い虹が出来、
昼間は低い虹になる。

　質問の虹は、太陽が高いところにあるため、
虹が低く頭の部分だけが見えている状態だ。

高い虹は背景の雲が白や灰色で見えやすいが、
低い虹は山の木々の色に重なったりして見えにくい。

また、そんな低いところに虹が出るとは思っていないことも多く、
虹とは気づきにくいのも、水平に近い虹をあまり見かけない原因である。
(2003/7/3)

---------(ここまで転載)----------


＜スポンサードリンク＞

スキー場に虹がかかっていましたヽ(ｏ´∀｀ｏ)ﾉ
珍しい低い虹です！！ pic.twitter.com/o4sfNQSdNK

— 【公式】グリーンピア大沼 (@greenpiaonuma) 2016, 2月 14

虹が高かろうが、低かろうが、
きれいな虹であれば、「ラッキー」と
吉兆という感じだろうが、
こんな話もある。

地震雲の観測を始めて30年になる
北陸地震雲予知研究観測所・所長の
上出孝之さんという方がいる。

例の3.11を２日前に予知した方だ。
場所は北海道と東北でずれはあったが、
青黒い巨大な断層形地震雲で
分かったそうだ。

また、こうも言っている。

大きい地震が起きるときは、月が赤くなる。
また、一般的な住宅の屋根すれすれにかかる低い虹も
地震発生の兆しです。
赤い色の月を見たら、海に近い場所では
津波に気をつけてほしいです。

極端に低い虹は地震の前兆だというのだ。
震度４であれば、今月関東・東北で計４回
起きているが、それ以上大きなものはない。

その仕組みについては分からないが、
地震観測30年の方のいうことなので、
一応、低い虹、赤い月を見たときは
地震に注意しよう。


参照：女性セブン

＜関連記事＞
完全に円形の虹がロシアで撮影された！
白い虹がスコットランドに出現！七色じゃない！？
月虹が石垣島に出現！

---

＜スポンサードリンク＞

タグ：虹