パリ同時多発テロ なぜあの劇場が狙われたのか？

今日は朝（日本時間）から衝撃の事件がパリで起きてしまいました。

ライブ中の劇場、レストランでの銃乱射、
親善試合中で大統領も観戦中のサッカー会場周辺での爆発など、
想像もしたくないような事態でした。


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多くのニュースで「劇場」と言われていたのは、
パリ東部にあるバタクラン劇場というところ。
19世紀に建てられた由緒あるホールを改築した劇場です。



なんとここでは、
　Perfume
　ONE OK ROCK
　きゃりーぱみゅぱみゅ
などの日本人アーチストもライブをしたことがある会場なのです。

事件発生時、会場は満員で、約1500人の若者を中心とした
ファンが詰めかけていました。

テロリストたちが押し入ってきたのは、
開演から１時間ほどした時だったそうです。

今回ライブを行っていたのは、アメリカの
「イーグルス・オブ・デス・メタル」
というバンドでした。

カリフォルニア州南部で生まれたバンドで、
名前にはデス・メタル（ヘヴィーメタルの一種）とありますが、
実際の音楽は、曲調的には明るいロックンロールで、
歌詞的にはエロとジョークに満ちています。

　
※EaglesOfDeathMetal オフィシャルツイッターより


しかし、なぜ彼らのライブ会場が標的になって
しまったのでしょうか？

正確なところは分かりませんが、
可能性としてはこういったところです。

・場所や会場規模がテロリストに都合良かった
・バンド名が気に入らなかった
・曲内容やセクシーなCDジャケットが気に入らなかった
・フランスとアメリカの両国に同時に打撃を与えたかった

いずれにせよ、
「アラー・アクバル（神は偉大なり）」
と叫びながら、街中で銃を乱射するというのは
理解のしようがありません。


犠牲になってしまった方々に
謹んで哀悼の意を表します。


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タグ：パリ テロ