カザフスタンで巨大地上絵、グーグルアースで発見! [宇宙・文明]
「地上絵」と言えば、ペルーのナスカの専売特許だが、
カザフスタンにもあったという。
それも、衛星写真から見つけたと。
6/22追記:今日「世界の何だコレ?ミステリー」で
「ナスカより古い巨大地上絵!?」として紹介されたものです。
(出典:YouTube)
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「ニューヨーク・タイムズ」他で報道された。
カザフスタン北部のTurgai周辺の草原(ステップ)の中らしいが、
グーグルマップやウィキペディア等でもツルガイ川しか見つからず、
正確な場所は分からなかった。
カザフスタンに住むディミトリー・デイ(Dmitriy Dey)という人が、
グーグルアースで何か遺跡はないかと探していて
見つけたという。
考古学マニアで、何と260個も見つけてしまった。
幾何学的な形が多く、大きさも90~400mもある。
古いものは8,000年前のものと推測されている。
それが正しければ、ナスカの地上絵よりも
はるかに古いものになる。
ただ、ナスカの方も付近にあった木材から
1~6世紀ころ描かれたのだろうと推測されている段階で、
確証はない。
また、ナスカは幾何学模様の他に動植物も描かれているが、
ここは幾何学模様ばかりの模様だ。
発見者のデイさんは、こう考えている。
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デイさんが発見したのは8年も前のことだそうだが、
解明のためにNASAに調査を依頼していた。
NASAが衛星写真で確認が取れて、
その全貌を最近になって公表したことから注目された。
ISS国際宇宙ステーションにいるスコット・ケリーさんが、
付近の写真を撮ってインスタグラムで発表することに
なっているらしいが、https://instagram.com/stationcdrkelly/には
まだ出ていない模様(!?)。
こういう動画ならあった。
面積は約2万2500坪で、1辺が270mほどのほぼ正方形で、
対角線が引かれている。
実際には線ではなく、101個の小丘(マウンド)が並んでいる。
ここには写真がないが、卍(まんじ/スワスティカ)に似た模様を
いくつか並べたものもあり、最も奇妙で、何を表しているのか全くの謎。
カザフスタン北部には数千年も前の先史時代に
遊牧の狩猟部族が存在してそうで、
新石器時代の遺跡も発掘されている。
その部族と関連性があるかどうか
多くの学者が注目している。
ただ問題があり、地上絵の作成にかかる時間が、
ひとつの遊牧部族が付近にとどまっている時間では
とても足りない点だという。
カナダ・ウィニペグ大学の考古学者P・B・クラークソン氏は、
これだけの規模の数多くの地上絵の作成には
多くの労力と時間を要することから、
非常に重要な遺跡と認識されたが、付近では道路建設等も
進んでおり、ユネスコには早急な保護を求める声が関係者から
上がっている。
今後の調査の成り行きを見守りたいと思います。
<関連記事>
イギリスで摩訶不思議な5000年前の巨大石板を再発掘!
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ボスニア・ヘルツェゴビナで謎の大石球
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カザフスタンにもあったという。
それも、衛星写真から見つけたと。
6/22追記:今日「世界の何だコレ?ミステリー」で
「ナスカより古い巨大地上絵!?」として紹介されたものです。
(出典:YouTube)
「ニューヨーク・タイムズ」他で報道された。
カザフスタン北部のTurgai周辺の草原(ステップ)の中らしいが、
グーグルマップやウィキペディア等でもツルガイ川しか見つからず、
正確な場所は分からなかった。
カザフスタンに住むディミトリー・デイ(Dmitriy Dey)という人が、
グーグルアースで何か遺跡はないかと探していて
見つけたという。
考古学マニアで、何と260個も見つけてしまった。
幾何学的な形が多く、大きさも90~400mもある。
古いものは8,000年前のものと推測されている。
それが正しければ、ナスカの地上絵よりも
はるかに古いものになる。
ただ、ナスカの方も付近にあった木材から
1~6世紀ころ描かれたのだろうと推測されている段階で、
確証はない。
また、ナスカは幾何学模様の他に動植物も描かれているが、
ここは幾何学模様ばかりの模様だ。
発見者のデイさんは、こう考えている。
イギリスのストーンヘンジのように
太陽の動きを観察するための天文台ではないか
デイさんが発見したのは8年も前のことだそうだが、
解明のためにNASAに調査を依頼していた。
NASAが衛星写真で確認が取れて、
その全貌を最近になって公表したことから注目された。
ISS国際宇宙ステーションにいるスコット・ケリーさんが、
付近の写真を撮ってインスタグラムで発表することに
なっているらしいが、https://instagram.com/stationcdrkelly/には
まだ出ていない模様(!?)。
こういう動画ならあった。
面積は約2万2500坪で、1辺が270mほどのほぼ正方形で、
対角線が引かれている。
実際には線ではなく、101個の小丘(マウンド)が並んでいる。
ここには写真がないが、卍(まんじ/スワスティカ)に似た模様を
いくつか並べたものもあり、最も奇妙で、何を表しているのか全くの謎。
カザフスタン北部には数千年も前の先史時代に
遊牧の狩猟部族が存在してそうで、
新石器時代の遺跡も発掘されている。
その部族と関連性があるかどうか
多くの学者が注目している。
ただ問題があり、地上絵の作成にかかる時間が、
ひとつの遊牧部族が付近にとどまっている時間では
とても足りない点だという。
カナダ・ウィニペグ大学の考古学者P・B・クラークソン氏は、
これだけの規模の数多くの地上絵の作成には
多くの労力と時間を要することから、
遊牧民が定住し、洗練された文明を持ち大規模なと語っている。
部族組織が成立された時期については再考の必要性がある
非常に重要な遺跡と認識されたが、付近では道路建設等も
進んでおり、ユネスコには早急な保護を求める声が関係者から
上がっている。
今後の調査の成り行きを見守りたいと思います。
<関連記事>
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ネアンデルタール人がストーンサークルを作っていた?
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