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9月16日は何の日?ハイビジョンの日、オゾン層保護のための国際デー [社会・流行・乗物]

9月16日は、ハイビジョンの日オゾン層保護のための国際デー
などが制定されています。

なぜか、ハイビジョンの日は2つあります!?


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「ハイビジョンの日」は、
通商産業省(現・経済産業省)が制定した9月16日と、
郵政省(現・総務省)とNHKが制定した11月25日
2つあります。

※11月25日の方は1987年に制定されたのですが、
 9月16日の方は何年か不明で、どちらが先だったかは
 分かりませんでした。

なぜその日にしたかピンとくる人は勘が鋭いです。
語呂合わせとか、何かがあった日ではないからです。

ハイビジョンは画面の縦横比が9:16であることから9/16に、
ハイビジョンの走査線の数が1125本であることから11/25に、
という訳です。

今は「4Kテレビ」が出ていますが、KはKiloのKで千。
つまり、(横の)走査線数が約4,000本あるのです。
(実際には、テレビは3840本、映画は4096本)

ハイビジョンが出る前のテレビは、4:3でした。
横が3割強長いだけで、今思えば随分正方形に近いです。
それが、ハイビジョンを出す時になぜ16:9と
一気に横長になったのか?

ハイビジョン研究というのは1964年と随分前からあり、
NHKが色々な面積や縦横比で評価実験を行い、
初めは5:3で規格制定機関に提案しました。

それが映画との関係で変わりました。
映画には、「ビスタビジョン」、「シネマスコープ」など
さまざまな画面サイズがあり、
すべてのサイズで余白やカット部分を最小限にできる
という事情で16:9になったそうです。

ちなみに、16:9=1:1.777 で微妙に違いますが、
「黄金比」1:1.618 に近いです。
黄金比とは、下図で「A:B=B:C」になる比率で
「もっとも安定した美しい比率」と言われています。

GoldenRate.JPG


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もう1つは、「オゾン層保護のための国際デー」

1994年の国連総会で「9月16日を国際オゾンデーとする」と
決議されました。

1987年の同日、
「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」
が採択され、1999年までにフロンガス等の消費量を半分にする
方針が決定され、日本を含む24か国が調印しました。

日本では、9月をオゾン層保護対策推進月間と定めています。

オゾン(O3)は、地表から約10~50km上空の
成層圏に多く存在しており、このオゾンが多く集まる層のことを
オゾン層と呼びます。

オゾン層は、太陽光に含まれる有害な紫外線の大部分を吸収し、
地球上の生物を守るバリアとなっています。

しかし、フロンなどのオゾン層破壊物質によってオゾン層の
破壊が進んでおり、南極上空では、毎年8~12月頃にオゾンホール
(オゾンの濃度が極端に減った状態)が観測されています。

フロンは、冷蔵庫やエアコンの冷媒や、スプレーの噴射剤などに
広く使われていましたが、オゾン破壊の元凶と言われ、
殆どが代替フロンに置き換えられました。

ところが、困ったことに代替フロンは温室効果ガスでもあるのです。

いずれにせよ、フロンを環境中に出してはいけないということで、
「家電リサイクル法」や「自動車リサイクル法」が制定されて、
フロン類の回収・適正処理を義務づけられました。




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