安保法案、賛成？反対？強行採決か？

安保法案が大詰めを迎えている
ということになっているが、実際どうなるか？？

参院で強行採決か、60日ルールで衆院で再可決か、廃案か？
丁寧に説明はできたのか？
安倍首相のお膝元では？


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衆議院では、与党ｖｓ野党の議論がまったくかみ合わないまま
7/16に強行採決された。

参議院では「理解を得るべく、丁寧に説明します」といいつつ、
丁寧に言ったのは「丁寧に説明します」の言葉だけで、
結局、審議中は丁寧な説明らしき場面は
まったくと言っていいほどなし。

与党は与党で力の論理を背景にいい加減だし、
野党も野党で、相変わらずだらしない。

審議にならない無駄な時間ばかりが過ぎてゆき、
60日がたってしまう始末。

池上彰さんの解説を聞いていると、
「なるほど、だからこの法律を作りたい訳ね。」
「なるほど、だから廃案にしたいのね。」
と、賛成派の意見も反対派の意見もよく分かる。

なぜ、国会ではそれができないのか？
国のためというより、自分の地位、名誉、利益、体裁、
そんなことしか頭にないのではないか？

態度が高飛車過ぎて、イメージに流されやすい国民に
かなりの誤解も与えているだろう。

「学生運動」なんてもう死語かと思っていたら、
SEALDsなどの学生団体が大規模に
反対デモを繰り広げ、高校生や主婦、有名作家、学者なども
取り込んでいる。
日本では久々のことだ。

管理者がどういう方か未確認で申し訳ないが、
下記のサイトを見ると、安保法案反対のため、
全国でどれだけのデモや関連イベントがあるかよく分かる。
http://www57.atwiki.jp/demoinfo/pages/1.html

今日9/13(日)だけでも全国で30以上もある！
もちろん、賛成のデモもあるが影が薄い。


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さすがに、安倍首相のお膝元の山口ではないだろうと
思ったら、あった！

明日14(月)に山口県下関市で
『9.14 アベ総理の地元事務所に「戦争法案はヤメロ」と訴えに行こう！』
というのがあるらしい。

また、既に8月29日には、16時より山口県内9か所で同時に
「8.29やまぐちアクション 安保法制反対県内一斉デモ」
が行われていた。

山口4区を筆頭に自民党候補が圧倒的票数を誇り、
「無風選挙区」として代々自民党と安倍家を支えてきた山口ですら
「安倍晋三から日本を守れ」と非常に直接的な声が上がった。

9月5日には、衆院憲法審査会で「安保法案は違憲」と主張した
小林節慶応大名誉教授の講演会が
安倍家の更にお膝元の山口県旧油谷町（現在は合併で長門市）の
文化会館で開かれ、会場の定員500名を超え約600人が
参加したという。

遠方からの参加者もいたとは思うが、旧油谷町の10人に1人が
参加したことになる。
それも、演題は『新安保法制は法的、政治的、経済的に愚策』、
主催者は地元浄土真宗のお寺の住職さん。

永田町の政治家にとっては、
国会前のデモは、無視はできないものの、
実際にはさほど気にしていない。
最も恐れているのは、選挙での落選である。

安保法案問題以外にも
・国立競技場の建設問題
・エンブレム問題
・消費税軽減税率問題
と首相にとっては想定外の問題が連鎖的に発生。

今年の春頃までの高支持率にあぐらをかき、
油断や手抜きにより、
わざわざ墓穴を掘ったとも言えないか？

安倍さんは、第1次安倍内閣でも、
過度のストレスによる潰瘍性大腸炎の悪化で
突然退陣しているが、どうも雲行きが怪しい。


その選挙に関連してだが、
私のある大事な人が、こんな意見をもっていた。

「選挙には行きたのだけど、これって人がいなくて、
消去法になってしまう。
逆に言えば、この人だけには当選させたくない
という立候補者はいるので、マイナス投票制度を作ると良い。」

つまり、この立候補者がいいという人がいれば＋１投票、
とくにいい人はいないが、ダメな人には－１投票をして、
その合計点で当選を決める、というもの。

これなら、投票率も上がるし、民意をより反映できると思う。
いかがだろうか？



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タグ：お膝元 安保法案 安倍首相 デモ 選挙