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長蛇のミキサー車、リカバリーはすごい博多駅前陥没事故 [社会・流行・乗物]

博多駅前の陥没事故には驚かされた。
日本でもこんなことがあるのかと・・・

それも福岡市地下鉄・七隈線の工事で、これが3回目。
死傷者が出なかったのは不幸中の幸いだった。

その一方で、リカバリーはすばらしいの一言。





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11月8日の早朝に陥没事故が起こり、
タテ・ヨコ30mの大きな地面(道路)がなくなった。

それが、2日後の10日には、地下3mほどまで
盛り土ならぬ処理土が埋め戻され、
下水管や各種ケーブル等の復旧が始まっている。

この調子なら14(月)には道路が開通し直す
というからすごい。
普通の国なら、まだ「復旧のメド立たず」だろう。

陥没の約4時間後に、処理土の生産プラントを持つ
「環境施設」(福岡県筑紫野市)という会社に
流動化処理土をいつまでにどのくらい
用意できるか打診が入ったという。

流動化処理土というのは、セメントや粘土を含んだ
特殊な土で、ビル建設などで地質改良に使われるもの。
コンクリートのように固まりやすいので、作り置きはできない。

緊急事態というとで、受注業務を停め、
プラントを走らせ、ミキサー車の確保に
必死に努力したそうだ。

そして、午後2時頃には処理土の搬入が始まり、
上の写真のようなミキサー車の長蛇の列が
夜を徹して続いた。


すごい早業だが、福岡には炭鉱跡地が多く、
陥没事故が幾度となく起きているそうだ。
そういう事故処理を通じて、緊急時のノウハウを
もっていたらしい。

地下3mまでの第一段階までで約4000立方m、
全て埋めるのに7000立法mもの量が必要で、
ミキサー車で延べ1000回ものピストン輸送だ。

いやいや、すごい職人魂だ。
一部では、シンゴジラの/ヤシオリ作戦に例えられているが、
感服するしかない。


ref) 産経ニュース


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タグ:処理土 博多
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