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冥王星の地表下に氷の海? [宇宙・文明]

10年ほど前に惑星から準惑星に降格されてしまった冥王星
探査機ニューホライズンの観測により、
地表の下に「氷の海」があることが濃厚になった。

Pluto1.jpg
(Credit:NASA/Johns Hopkins University)


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冥王星の北部には1000kmもある
ハート形「スプートニク平原」がある。

そのスプートニク平原と衛星のカロンとが
なぜか常に一直線上に並ぶ現象がある。

※冥王星は月よりも小さいが衛星を5つももつ。

アリゾナ大学による研究では、
スプートニク平原が実は氷で満たされており、
冥王星とカロンの間の潮汐力を変えるとされた。

カリフォルニア大学による研究では、
スプートニク平原と衛星の位置関係を一直線上に
保つ潮汐力は、平原地下の海が「半解けの」状態で
ある結果として引き起こされるとされた。

探査機ニューホライズンは、2015年7月に
冥王星に最接近して、多くの情報を得た。

しかし、48億kmもの距離があるため、
通信に片道4時間かかり、通信速度も800bpsと遅いため、
全データを地球に送るのに16ヶ月もかかり、
先日終わったばかり。

マサチューセッツ工科大学(MIT)によれば、
厚く重たい海が「重力異常」か何かを引き起こし、
それが影響を与えている可能性があるという。

特にスプートニク平原は、その昔
隕石か小惑星が衝突した跡で
地殻が非常に薄くなり、冥王星内部の熱が
表面に出ているのかも知れません。

必ずしも液体ではないものの、
水素と酸素から成る水は、
かなり宇宙に広く存在する物質なのかも知れない。
・・・ってことは、生命の可能性も!


cf) CNNVOA


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タグ:冥王星
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