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ファッションで大人のランドセル [社会・流行・乗物]

大人のランドセルの流行が逆輸入されている。

アメリカの女優ズーイー・デシャネル
赤いランドセルを背負った様子がおしゃれだと
流行が再燃したようだ。



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ランドセルといえば、小学校入学の際に買う
教科書やノートを入れる
通学カバンというイメージが強い。

使い勝手もよく、丈夫でいいのだが、
なんとなくダサい感じがして、
自分はたった1年間しか使わなかった。

過去にも(古い話だが)戸川純や篠原ともえが
ステージ等で背負って、ちょっとしたブームに
なったことはあるが、長続きはしなかった。

それが、1年ほど前にズーイー・デシャネル
プラベートで使っている写真が出回って、
これはおしゃれだと人気に火が付いた。

Zooey1.jpg
(出展:Rocket News 24

それも初めは女性ばかりだったが、
最近は男性にも広がっている。

どうしてこうも、同じランドセルを背負っても
日本人と西欧人で違って見えてしまうものか??

でもやはり、小学生用のものそのままだと
ちょっと違和感があったり、
肩ひもが短くて窮屈そうだったりする。

両肩は入らず、片方の肩掛けで
使っている人も多い。

それにしても、「ランドセル」は日本語ではない。
でも日本以外から入った様子もない。
起源はどこか?

ウィキペディアによると、幕末に洋式軍隊の装備品
として入った背嚢(はいのう=バックパック)の
オランダ語rancel(ランセル)がなまったものらしい。

ランセルといえば、LとRの違いはあるが、
フランスのバッグ等のブランド「Lancel」
その関係かな?と思ったら違いました。
そちらは創業者Alphonse Lancelの名前からでした。

話を戻して、
その後1887年(明治20年)に当時の皇太子
(後の大正天皇)が学習院初等科入学の際に、
伊藤博文がお祝いに背嚢に倣ったカバンを献上。

それが元になって、今のような形になり浸透し始め、
高度経済成長期に一気に広まったそうだ。


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ズーイー・デシャネルで認知度が上がり、
同時にアニメ人気で、海外のアニメファンにも
その存在が広く知られるようになった。

日本旅行のおみやげにもなり、
空港の免税店等でも売られだした。

そして、大人用にデザインを見直したものが
かなり増えてきた。

 
 


さて、今回も一時のブームで終わるか、
定着に向かうか、展開が楽しみだ。



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タグ:ランドセル
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