今日6月5日、スイスですごい国民投票が行われている。
可決されたら、すべての成人に毎月2500スイスフラン(約27万3000円)を
国が支給することになるのだ!
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スイスでは一定期間内に10万人以上の署名を集められれば
国民投票にかけることができるそうだ。
今回は、市民団体が主導して実施に至った。
国民全員に最低限の生活ができるだけの一定額を毎月支給する
「ベーシックインカム(最低所得保障)」と呼ばれるもの。
成人に対して毎月2500スイスフラン(約27万円)、
未成年は625フラン(約7万円)が無条件で国から支給される
という内容だ。
(月2500スイスフラン以上の収入がある人には支給されない
という情報と無条件支給という情報がある。)
ただし、年金や失業保険などの既存の社会保障制度は
廃止されて、代わりに導入されるもの。
これによって、最低限の生活が保障され、
貧困と少子化への対策、社会保障制度の簡素化ができ、
関連公務員の人員削減、利権の縮小、小さな政府の実現が
なされるという目算だ。
否決の可能性が高いらしいが、
もし実施されたら、仕事をやめてしまう人もいるだろう。
所得税や消費税はそのままなので、
税収がなくなる訳ではないが、
労働意欲の低下で、税収は減るのか、
安心して仕事ができて、むしろ逆になるか?
社会は混乱、低迷するのか、
安定、活性化するのか?
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署名活動の中心人物の考えはこうだ。
う~ん、なるほど。
納得できなくはない。
少なくとも今の日本では考えずらいが、
実は、ブラジルでは法制化済みだ。
ただ、条件が整わず、まだ実施には至っていない。
経緯も目的も異なるが、かつてアメリカのアラスカ州では
石油が豊富に採れて、大人も子供も1,200ドル(約14万6,000円)の
「エネルギーリベート」と呼ばれる配当金が
州政府から支給された時期がある。
しかし、今ヨーロッパではスイスだけでなく、
フィンランドで、全国民に月800ユーロ(約9万6800円)を、
オランダの一部の自治体で、全市民に月900ユーロ(約10万8900円)を
支給という制度を本当に検討中なのだ。
ロボットやAIの普及により、
今後なくなる職業も増えるという。
人は何のために生きるのか、
何のためにに働くのか、
考えないといけない。
出典:Yahooニュース、NEWSALT
<追記>
約77%の反対で否決されました。
フィンランドやオランダでの試験導入にも影響を与えそうです。
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可決されたら、すべての成人に毎月2500スイスフラン(約27万3000円)を
国が支給することになるのだ!
スイスでは一定期間内に10万人以上の署名を集められれば
国民投票にかけることができるそうだ。
今回は、市民団体が主導して実施に至った。
国民全員に最低限の生活ができるだけの一定額を毎月支給する
「ベーシックインカム(最低所得保障)」と呼ばれるもの。
成人に対して毎月2500スイスフラン(約27万円)、
未成年は625フラン(約7万円)が無条件で国から支給される
という内容だ。
(月2500スイスフラン以上の収入がある人には支給されない
という情報と無条件支給という情報がある。)
ただし、年金や失業保険などの既存の社会保障制度は
廃止されて、代わりに導入されるもの。
これによって、最低限の生活が保障され、
貧困と少子化への対策、社会保障制度の簡素化ができ、
関連公務員の人員削減、利権の縮小、小さな政府の実現が
なされるという目算だ。
否決の可能性が高いらしいが、
もし実施されたら、仕事をやめてしまう人もいるだろう。
所得税や消費税はそのままなので、
税収がなくなる訳ではないが、
労働意欲の低下で、税収は減るのか、
安心して仕事ができて、むしろ逆になるか?
社会は混乱、低迷するのか、
安定、活性化するのか?
署名活動の中心人物の考えはこうだ。
ベーシックインカムは貧困の削減だけのためのものではなく、
むしろ生き方、働き方に関わる問題だ。
現在の経済のしくみでは、一部の特権的な人びとはともかく、
多くの人は食べるために働かなくてはならない。
仕事とは、本来、共同体のため、他の人のため、社会のためであるはずなのに、
それが自分と家族が何とか生きのびるためになってしまっている。
ベーシックインカムの導入によって、人は目先の生活の必要から少し離れて、
自分が社会のために何ができるのかを見つめて、
そのために生きていくことができる。
う~ん、なるほど。
納得できなくはない。
少なくとも今の日本では考えずらいが、
実は、ブラジルでは法制化済みだ。
ただ、条件が整わず、まだ実施には至っていない。
経緯も目的も異なるが、かつてアメリカのアラスカ州では
石油が豊富に採れて、大人も子供も1,200ドル(約14万6,000円)の
「エネルギーリベート」と呼ばれる配当金が
州政府から支給された時期がある。
しかし、今ヨーロッパではスイスだけでなく、
フィンランドで、全国民に月800ユーロ(約9万6800円)を、
オランダの一部の自治体で、全市民に月900ユーロ(約10万8900円)を
支給という制度を本当に検討中なのだ。
ロボットやAIの普及により、
今後なくなる職業も増えるという。
人は何のために生きるのか、
何のためにに働くのか、
考えないといけない。
出典:Yahooニュース、NEWSALT
<追記>
約77%の反対で否決されました。
フィンランドやオランダでの試験導入にも影響を与えそうです。
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