トヨタが次世代タクシーとして、「JPN TAXI」
(ジャパンタクシー)を発表した!

従来のセダン型ではなく、ロンドンタクシーに似た形状だ。
日本でもこの形がタクシーの標準となるのか!?


(出典:TOYOTA


トヨタのタクシー用車両としては、
1995年のコンフォート以来22年ぶりの新型車だ。

面白いのが、後席右側は普通の横開きドアだが、
通常の乗り降りに使う左側はスライドドアであること。

これなら、開口部が広くて、乗り降りしやすい。
壁等が近くて、ドアを大きく開けにくい場所でも
気にせずにドアを開けられる。


(出典:TOYOTA

足元は広いし、天井も高いので、
非常にゆったりと乗れそうだ。

車いすでも、そのまま乗れるらしい。
それでも、5ナンバーのサイズに収まっている。
荷室もゴルフバッグが4つ載る広さがある。


(出典:TOYOTA

形状としては、ミニバンとトールワゴンの中間的だが、
トヨタは「タクシーのユニバーサルデザイン」と言っているそうだ。
これが、日本でも標準的な形になるのだろか。

色は、独特の藍色である「深藍」がメインと
なるようだが、黒と白まである。


(出典:TOYOTA

タクシーを利用はしても、買うことなんてないから、
タクシー車両の値段なんて聞いたことがないが、
トヨタのサイトには出ていた。

・上級グレード(匠)
 価格:3,499,200円
 燃費:19.4km/L
 1.5L+モーター 2WD

・標準グレード(和)
 価格:3,277,800円
 燃費:19.4km/L
 1.5L+モーター 2WD

石井国土交通大臣は、
「ニューヨークのイエローキャブ、ロンドンのブラックキャブのように、
タクシーが日本の街のアイコンに育っていくことを期待している」
と話したそうだ。

果たして、2020年東京オリンピックの頃までに
そうなっているかどうか。


cf) 乗りものニュース





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