まるで傷口にセメダインのごとく流し込めば、
最短1分程度で傷口がふさがってしまう
画期的な外科用接着剤が開発された。


(下のYouTubeより)


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開発したのは、シドニー大学とアメリカの
生物医学エンジニアのチーム。

従来なら医療用の糸で縫合したり、
医療用ホチキス(ステープラー)で
留めたりするところです。

しかし、糸やホチキスは時間がかかり、
後で抜く必要もあったりします。

今回の外科用接着剤は、
メタクリロイル置換トロポエラスチン(MeTro)という
ハイブリッド弾性タンパク質なるものから成るジェル状で、
傷口に流し込めばよい。

その後、紫外線を当てると約1分で硬化して
傷口はふさがれ、中に含ませる分解酵素の加減で
何時間、何日、何ヶ月か持続時間を調整できる。

皮膚にも使えるし、体内の臓器にも使える。
肺と血管には使えないらしいが、
その他はほぼどこの部位にも適用可能。

手術時間の短縮、交通事故や戦地での
救急医療など、応用範囲の広い
画期的な製品である。

まだ動物実験の段階らしいが、
今のところヒトへの適用に問題は出ておらず、
近い将来、実際の医療現場に登場しそうだ。




cf) Science Dailyカラパイア





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