うちの近所は比較的大きな木が多く、
7月半ばくらいからセミの大合唱が始まる。

ミ~ン、ミ~ン、ジ~~とうるさいはうるさいが、
これがなくてもまたさみしい。

虫の音は時には心地よく、癒されるが、
西洋人にはただの雑音にしか聞こえないらしい。
更には、全く聞こえないことすらあるらしい。


(下のYouTubeより)


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たまたま、このような動画を見つけた。




虫の鳴き声を「声」として認識するのは、
世界広しと言えども、日本人とポリネシア人だけだという。

東京医科歯科大学の角田教授の研究によると、
西洋人は虫の音を音楽脳=右脳で聞いて「雑音」としか感じず、
日本人は言語脳=左脳で聞いて「声」として認識する。

更に面白いことに、
外国人も日本語を母国語として育てられると日本人型になり、
日本人も外国語を母国語として育てられると西洋型になる
という。

西洋人は音楽脳で聞くならぬ聴くのならば、
虫の音を音楽として認識してもよさそうだが、
音楽にもならないので雑音扱いなのだろうか?

一方の日本人は更に、動物の鳴き声や波、風、雨、
小川のせせらぎなども言語脳で聞くというから
不思議だ。

言語や自然観により、頭の働き方が変わるという訳で
人体の不思議でもある。

ん~ん、不思議だ。

そうは言っても、さすがに犬の鳴き声は西洋人にも聞こえる。
ただ、「ワンワン」ではなく英語では「バウワウ」に
聞こえ方が変わる。

鳥を含めた動物や虫の鳴き声のどこに
雑音とそうでないものの境目があるのだろうか??

これも不思議~。





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