日本ではほとんどニュースになっていないようだが、
アメリカ地質研究所(USGS)のデータによると
先週9月22日と23日の2日間で、
千葉南東沖でM4.5以上の群発地震が20回も起きていた!


(出典:USGS


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そんなはずはない。
それならとっくに大ニュースになっているだし、
地震を実際感じていない。

と、私自身も思ったのだが、気象庁のデータを
見てみると、M6.7という大きな地震が1件だけある。


(出典:気象庁

(出典:気象庁

しかし、震度は「1」。
これでは感じるはずもない。

上の写真のオレンジの丸の場所を確認してみると、
千葉県勝浦付近から南東へ100~200kmの地域で、
深さは32km。
(USGSのデータでは、M6.2、深さ10km)

ちょうど、3つのプレートの交差点だ。
(上の写真の赤い線、震度分布の青い線がプレートの境界)

結局、気象庁のデータは地震そのものの規模=マグニチュード
には関係なく、地震計で震度1以上の地震のみ対象なので、
地上で揺れを感じなければ記録に出てこないのだ。

今回は、関東からも伊豆諸島・小笠原諸島からも
100~150km以上離れている島がない地域で、
震度の上では震度1以下にしかならなかった訳だ。


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以下が、USGSのデータである。
(内1件は上図の丸の北方)



気象庁の観測(発表)対象ではなかったとしても、
今心配されている東海沖地震には関係する位置だ。

危険を煽る必要はないが、
注意すべき重要な情報だと思われる。


cf) USGS


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