サムスン電子のスマホの発火事件があり、世界中で
Galaxy Note 7 がリコールになっているが、
サムスンのスマホ自体の問題ではなく、バッテリーの問題だ。




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スマホの電池切れは頭の痛い問題なので、
各社とも軽量で長持ちし、急速充電できる
充電池の搭載を競っている。

今回発火事件が起きたのは、サムスンSDIという
2000年からリチウムイオン電池を製造している企業の
製品で、世界シェアもトップクラスだ。



バッテリーセルの製造上のわずかな不具合で
+極とー極の間の絶縁膜が破損してしまったのが
過熱、発火の原因となった模様だ。

急速充電したいがために、あまり高すぎる電圧を
かけても破損する可能性がある。

便利さを追求し過ぎたアダとも言える。

長時間会話やゲームをすると、スマホ本体が
熱くなることは誰もが経験があると思うが、
小さなスマホの筐体にはほとんどすき間がなく、
放熱されにくい。

あまりに熱くなったら、一休みするくらいの
余裕が必要かも知れない。

一方、この分野は日進月歩なので、
そうした問題のない技術もどんどん出てくると思う。

例えば、MIT(マサチューセッツ工科大学)は、
先月「リチウムメタルバッテリー」という
従来と同じサイズで容量が2倍のバッテリーを開発した。

ドローン向けが最初で、
スマホ向けの製品化は2017年らしいが、
早く登場することを期待したい。


ref) Wallstreet Journalかみあぶ


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