旧国鉄士幌線にあるタウシュベツ川橋梁が崩壊の危機にある。
写真のように、日本とは思えない美しい橋なのだが・・・


(出典:下のYouTubeより)


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昭和14年(1939年)に開通した長さ130mの
コンクリートアーチ橋で「北海道資産」に
指定されている。(1987年に路線は廃止)

十勝にあるダム湖の「糠平湖」に流れ込む
タウシュベツ川にかかり、糠平湖の水位によって
水中に沈んでしまう時期もあり、「幻の橋」とも呼ばれる。

5月以降雪解け水が糠平湖に流れ込んで水位が上昇し、
特に早朝は風が少なく波が立たないため、湖面に橋が映り込み、
アーチが眼鏡のように円形に見えることから「眼鏡橋」と呼ばれる。


(出典:上士幌町観光協会

ただ、古いコンクリート製のため、冬場に雪がしみ込んで
中で凍って膨らんでコンクリートを割ってしまい、
少しずつ形が崩れてきてしまっている。


(出典:下のYouTubeより)

一度は行ってみたい気もするが、
周囲はヒグマが生息しており、見学ツアーで
行った方が無難だ。

行ってみたい方は、下記へお問合せを。

<ひがし大雪自然ガイドセンター>
 〒080-1403
 北海道河東郡上士幌町字ぬかびら源泉郷北区44-3
 糠平温泉文化ホール内
 TEL 01564-4-2261






cf) 乗りものニュース上士幌町観光協会






西山 芳一 (写真)
タウシュベツ―大雪山の麓に眠る幻のコンクリートアーチ橋




今尾 恵介 (編集)
新・鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編




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