Googleグループのライフサイエンス企業Verily(ベリリー)が、
研究室で細菌に感染させた2000万匹ものを、
カリフォルニア州フレズノで放つ計画だ。
一体何のために?





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想像するだけで気持ち悪くなりそうだが、
まともな理由があった。
陰謀論に出てくるような話ではない。

ジカ熱を媒介するネッタイシマカが蔓延しており、
その退治のための策なのだ。

解き放とうとしているのはオスの蚊で
ボルバキア菌に感染している。

人間を刺すのはメスで、オスは人間には無害だ。
そのオスが、メスの蚊と交配すると感染し、
卵子を発生不能にする。

それでも、気持ちのいいものではないが、
フレズノの約1.2平方kmの地域の2ヶ所に、
毎週100万匹の蚊を20週間にわたって放つ。

果たして、首尾よく成果がでるかどうか。


ref) HuffPost


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