ロシア南部、黒海の近くのゼレンチュクスカヤにある
電波望遠鏡「RATAN-600」で、「HD 164595」という星付近から
非常に強い信号を受信したという!

果たしてこれは??


(出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:RATAN_600.jpg


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「HD 164595」というのは、地球からヘラクレス座方向に
約95光年先にある太陽とほぼ同じ質量の恒星。
誕生して63億年と推定されている(太陽は約46億年)。

少なくとも1つの惑星をもつことが判明しており、
それは、公転周期40日の海王星サイズ
(直径が地球の約4倍)の惑星だ。

実際にその信号が検知されたのはだいぶ前で、
去年(2015年)5月15日のことらしい。

深宇宙探査研究に関する情報を発信する「ケンタウリ・ドリームス」
ポール・ギルスター氏が伝えたもので、イタリア人天文学者の
クラウディオ・マッコーネ氏が9月27日に開かれる
第67回国際宇宙会議で発表予定の内容らしい。

注目すべき点は、
この信号が等方性ビーコンからのものだった場合、
地球文明よりもはるかに進歩した「タイプ2」の文明でなければありえない強さだと説明している。

一方、もし太陽系だけに向けて送られた狭い信号であれば、
地球文明の能力により近い「タイプ1」の文明でも出せる強さだという。


ただ、現段階において発信元とその意味を
特定することは難しいらしい。

ちなみに、地球はタイプ1以下で、
もし地球外文明であれば、地球よりも進歩
しているということなのだ。

  • タイプ1

  • 惑星規模のエネルギーを扱うことができる文明
  • タイプ2

  • 恒星規模のエネルギーを扱うことができる文明
  • タイプ3

  • 銀河規模のエネルギーを扱うことができる文明



これから、他の天文台でも検証が始まり、
新事実が判明することを期待します。


(電波望遠鏡Ratan600は直径576m)


ref) WIREDAFP BB News





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