山形大ナスカ研究所が昨日(4/19)、
ペルーの世界遺産「ナスカの地上絵」
新しい地上絵を発見した。





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横約30m、縦約10mで、紀元前400年〜200年ごろのものと
推定されている。足のような突起が8つある。

舌を出したような動物だが、何の動物かは不明。
想像上の動物かも知れない。

舌を伸ばした顔を描いた土器も出土しており、
「舌を出すのは強さや威嚇を表す。超自然的なものへの畏敬の念もあるのだろう」
と発見者の坂井正人教授(文化人類学)は推測する。




場所が近くの神殿への巡礼路沿いで、
「道しるべ」的なものと考えられるという。

地上絵としてよく見るこちらのハチドリよりも古いらしい。
ちなみに下の写真は私が2002年に撮ったもの。



山形大ナスカ研究所は、昨年7月にもリャマとみられる地上絵を
24点も発見している。
これからも期待したい。


ちなみに、地上絵は地上近くで見ると、
本当にほんのちょっと地表の砂や小石を
左右によけてあるだけ。

深さは10~20cmもあるかどうか。
わずかな雨や風ですぐにかき消されてしまう感じだった。
幸い、ナスカ平原の年間降水量は10数mm。

これが2000年以上も残っているなんて
まさに奇跡です。




参照:毎日新聞朝日新聞


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