ハチ(蜂)も(蛾)も苦手だが、
さすがに見間違えることはない。

と思ったら、こんなガが沖縄で見つかった。
気持ち悪いかも知れないので小さめに。




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九州大学大学院1年の屋宜禎央さんが、
昨年の5月に、沖縄本島北部の国頭村で発見
していて、新種のガであることが分かった。

日本では初めて確認されたテイノタルシナ属という
種類ののガで、発見した屋宜さんらが
「テイノタルシナ アウランティアカ」と命名した。

長くて意味も分からないが、
ガというより恐竜みたいな名前だ。

全長3cmほどの小ささ。
先日3月7日に動物の専門誌『Zoo Keys』に
10ページに渡って掲載している。





ハチに擬態した種類は台湾や中国にも
分布しているらしいが、
今回の新種は沖縄本島北部にしか生息していない。

屋宜さんは、こう話している。
今後も調査を進め、日本列島に生息する昆虫の多様性や起源を明らかにしていきたい。


一般的にガがハチに擬態化するのは、
天敵の鳥から身を守るためだという。
鳥は毒針のあるハチを避けたいからだ。

チョウ(蝶)にそっくりのガもいるが、
ガを捕食する鳥はチョウも捕るので、
ハチに化けた方が安全なわけだ。

ハチに化けるとは、妙なガもいたものである。
これはうまく化けたものだ。


出典:沖縄タイムスZoo Keys


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