2月2日にイングランド北部ノーサンバーランド、
ウィットリーベイ付近で美しい真珠母雲が現れた。




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別名「彩雲」とか「虹の雲」とも言われる。

真珠母貝に似ていることから
「真珠母雲」(しんじゅぼぐも)というそうだ。

風速27mの「ストーム・ヘンリー」という嵐が去った後、
2日の夜、この真珠母雲がイギリスの
スコットランドからイングランド北部に現れた。



普通はもっと極地に近い地域でのみ見られ、
この付近で見られることは珍しい。

成層圏の強力なジェット気流によって
小さな氷の結晶が運ばれてきて、
それが夕暮れの弱い光に照らされたときに
できるという。

ただ、美しいのはいいのだが、
オーストラリア南極局の大気科学者、
アンドルー・クレコチュック氏によると、

大気の状態が極端になり、化学変化が促され、

生命維持に欠かせない成層圏のオゾン層が

破壊されたことを示しているのです


フロンやハロンほどではないが、
オゾンホールを発生させることもあり、
あまり喜んでばかりもいられないらしい。

それにしても、
美しくかつ神秘的。
写真ではなく幻想画のようだ。


出典:National Geographic


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