今年2017年は、小惑星が地球と月の間を
通過するケースが相次いでいる。

4月4日には、わずか1万5000kmのところを
"2017 GM"が通過した。




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これで、月より内側を通過したのは、
今年に入って15個目になる。
そして距離15,000kmの最接近記録となった。

ただ、大きさは最大で6.2mほどと非常に小さく、
幸い、地球に衝突したとしても問題のない規模であった。

こちらに、"2017 GM"の軌道を分かりやすく示した
ツイートがあった。

火星と木星の中間から金星あたりりまでの間を
楕円形に周回しているようだ。




日本からは観測できなかったが、
アメリカとヨーロッパの一部では観測されている。

今回、「観測された=予め分かっていた」だったからよいのだが、
観測された時には既に月の内側を通過していた、
というケースもあるので、なかなか怖いところだ。


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