木星の大きな特徴である赤い目=大赤斑の上空は、
930~1330度もる超高温だという!


(出典:Hubble Space Telescope


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大赤斑(Great red spot)は、
木星にある高気圧性の巨大な渦。

直径が約2万kmと地球の3倍もある。

望遠鏡でも観測でき、1665年に
ジョヴァンニ・カッシーニが発見した。

この大赤斑から熱が発せられて、
上空の大気が非常に高温になっていることが
最新の研究で分かったそうだ。

それが、930~1330度
火山の溶岩より高いのだ。

地球よりも5倍以上も太陽から離れているので、
太陽からの熱では説明がつかない。

いくつものジェット気流のようなものが、
狭い間隔で、非常に速い速度と風力で
ほぼ平行に互い違いの方向に吹いている。

そこでは、大量の運動エネルギーとともに、
気流がぶつかることで作り出された音波と大気重力波が
放出され、熱を生む原因となっているらしい。

気流のぶつかり合い等で
溶岩より高温が生じるというのは
なかなか想像が難しい。

7月初めに木星の軌道に入った
NASAの探査機「ジュノー」から送られてくる
観測結果が、大赤斑の謎の解明を進めるカギになるかも知れない。




ref) CNN.comウィキペディア


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