SSブログ

NASAが地球型惑星をTrappist-1で7つも発見! [宇宙・文明]

NASAが2月22日(日本時間23日未明)、
太陽系外に地球サイズの生命が居住可能とみられる
惑星を7つも発見したと発表した。

TRAPPIST-1
(Credits: NASA/JPL-Caltech


<スポンサードリンク>



Trappist-1と呼ばれる星系で
みずがめ座の方向約40光年にある。

そこに昨年は惑星が3個あると発表されていたが、
各種測定値に異常が見られ、
よくよく観測したところ、非常に近接して7つも
あることが分かったという。

そしていずれにも大気と液体の水が存在する
岩石でできた惑星である可能性が高く、
特にうち3つはほぼ確実だという。
大きさも地球の半分弱から1.4倍くらいと似ている。

お互いに非常に近い距離を保ちながら、
太陽と水星の距離よりも近くを公転している。

中央の恒星は赤色矮星で、大きさが太陽の8%程度と
非常に小さくて、温度も低い。

そのため、恒星に非常に近いにもかかわらず、
水は液体で存在し、生命の存在可能な環境に
あると見られている。

そして、お互いがあまりに近接しているので、
隣の惑星が、地球から見る月よりもはるかに大きく、
雲や地表の様子が見えるくらいだろうというから驚く。
それも1つではない!

地球から火星と金星の地表が空の左右に
肉眼で見えるようなものだ。

また、あまりに公転周期が短いので、
自転周期と公転周期が近くなって、月のように
惑星の片側は昼ばかり、反対側は夜ばかり
という状態だろうとも。

居住可能とは言え、ほんの一部の地域に限定
されるかも知れない。



これまでも地球に環境が似ているであろう惑星は
たくさん見つかってきたが、1つの星系には1つあるかないか
だったのが、今回は7つもとは驚きである。
今後の観測結果も楽しみだ。


ref) NASA


太陽系外の惑星をさがす
(NHKシリーズ)
系外惑星の事典



<スポンサードリンク>




nice!(10)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 10

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。