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1月3日に異常震域地震が起きていた [自然・動物]

2017年1月3日に、震源付近は全く揺れず、
350~700kmも離れた場所だけ揺れるという
妙な異常震域の地震が起きていた!

EQ20170103033609.jpg
(出典:tenki.jp


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この地震の概要はこの通り。

発生時刻2017年1月3日 3時35分頃
震 源 地三重県南東沖(熊野灘)
最大震度震度2
マグニチュードM4.8
深 さ約380km


震源は三重県沖(上図の×印)だというのに、
三重も名古屋も大阪も全く揺れていない。
その一方、東京は震度1だがわずかに揺れた。

M4.8で中規模の地震だが、
最大震度2を記録したのは、
500~600kmも離れた福島や茨城だったのだ。

 福島県 楢葉町 双葉町 浪江町
 茨城県 日立市 高萩市

震度1を最も遠くで観測したのは、
700km以上離れた宮城県 南三陸町 だ。

こんなことがあるのだろうか?


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で、普通の地震と何が違ったかと言うと、
「震度」ではなく「深度」=深さである。

普段の地震は殆どが10km程度で、
行っても50km~60km止まりだ。
それが、この地震は380kmという深さだった。

それが、上には伝わらず、斜めに関東・東北方面に
のみ伝わり、中部から西には全く伝わらなかった。

こんなことがあるのだろうか?

このような震源の深い地震を「深発地震」という。
このような地震は、1944年の昭和南海地震の前
にも起きているらしい。

その時は、地震の10~15年前から
深さ300km以上の深発地震が増え、
やはり三重県沖が震源だった。

本震は深さ40km、M7.9だったが、
被害が大きかったのは近畿ではなく
 東海地方:震度7
 北陸地方:震度6
 関東地方:震度4
というような状況で、異常震域であった。

新たな南海地震につながらぬよう祈りたい。


<関連記事>
9月22~23日に千葉沖でM4.5以上の地震が20回も起きていた!


木村 玲欧 (著)
戦争に隠された「震度7」: 1944東南海地震・1945三河地震
中島孝志 (著), 田口政行 (著)
東南海地震は必ず起こる!



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