2015年に小氷河期が始まっていた！？

ロシア科学アカデミーの科学者によると、
2015年に既に小氷河期が始まっているという！？

そして、今後200～250年間続くと・・・


（出典：ScienceDirect）


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世間一般では、CO₂排出が、温暖化が、
と騒がれているが、一方で寒冷化しているというのが真実だ
と訴えている科学者も多い。

こちらはちょっとスパンが長過ぎると思われるかも知れないが、
過去42万年間の気温の変化を表したグラフだ。
南極の氷床から算出している。


（出典：Skeptical Science）

見て分かる通り、約10万年単位で
10度以上の温暖化と寒冷化、
言い換えると、氷河期と間氷期を繰り返している。

温暖期は毎回大体11,500年続き、
そして、現在は最後の氷河期から
約12,000年たっている。

また、別の統計によると、
今から13,000年前から6,000年前の間に
地球の気温は10度以上も上昇している。
その後は、±3度の範囲で上下を繰り返している。

これは、産業革命とは無関係のずっとずっと昔のこと。
CO₂や温排水の排出なんて
存在しない時代に10度気温が上がっているのだ。

つまり、人間の諸活動とは無関係に
自然の摂理とも言うべき流れの中で
10万年周期で大きく気温が変化しているのだ。

もちろん、地球上だけでなく、
太陽との関係も大いにあるのは言うまでもない。

そう見ると、今騒がれている温暖化は
宇宙レベルではほんの一時的なもので、
長いトレンドとしては寒冷化しているはずなのだ。




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昨年2015年7月に、イギリスの
ヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授らは、
今後15年ほどで太陽活動が60%も減衰し、
2030年ころからミニ氷河期に突入すると発表している。

ところが、今回ロシアの天文学者の
H.I. Abdussamatov博士によると
太陽の活動周期と太陽運動のサイクルについての
年代について違う部分があり、
2030年ではなく既に2015年後半に小氷河期に
入っているというのだ。

研究結果の概要はこんな感じだ。

1990年以来の太陽は、全太陽放射照度（※物体に時間あたりに照射される面積あたりの放射エネルギー量 / TSI ）において、太陽の「準 200年周期変動」の中での減少期の期間にある。

1990年以降の地球が吸収した放射照度の減少は、それは、世界の海洋の熱循環が緩慢であるために、以前の高いレベル時に地球から宇宙空間に放出された長波放射によっても補填されていないままである。

その結果、地球は、年間の平均エネルギー収支と、長期の熱的条件の悪影響が続いており、そして、それは今後も続いていくだろう。

新しい小氷期の準 100年周期の時代は、第 24太陽活動（サイクル 24）の活動最大期だった 2015年の終わりに始まった。

太陽活動の極小期の始まりは、サイクル 27の前後 ± 1 （サイクル 26から 28まで）になると予測される。

そして、西暦 2060年 ± 11年 （ 2049年から 2071年の間）に、新しい小氷期の最も凍結する時代（最も気温が低い時代）が始まる。

メキシコ湾の海流の流れの段階的な弱体化は、西ヨーロッパにおいての領域において寒冷化が強くなり、それは米国とカナダの東部にもつながる。

フィードバック効果の連続と共に、太陽活動の準 200年周期のサイクルの変化による太陽放射照度は、温暖化から小氷期へと気候が変動していくための根本的な原因である。

最近急に寒くなってきましたが。
実際のところはどうなのでしょうか？


引用）In Deep「ミニ氷河期は「2015年にすでに始まって」おり、今後「200年から250年間続く」というロシア科学アカデミーの科学者たちの主張が公開された」、Skeptical Science

※文中、小氷河期＝小氷期＝ミニ氷河期


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タグ：温暖化 氷河期