過労自殺の心理・意識をマンガで描いた汐街コナさん

電通の女性新卒社員が過労自殺してしまった事件が
各方面に波紋を広げています。

「死ぬくらいなら辞めればいいのに」といった声が多い中、
当事者の心理、意識を分かりやすく描いたマンガが注目されています。

「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由　1/2

むかーしの体験談と、そのとき思ったこと。よければ拡散してください。 pic.twitter.com/tImNNIOG56

— しおしおしいしおしお (@sodium) 2016年10月25日

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描いたのは、女性イラストレーターの汐街コナさん。
自らの経験をもとにしており、
多くの共感を呼んでいます。

10月25日から29日にtwitterに投稿され、
12万件もリツイートされています。
twitter名は「しおしおしいしおしお (@sodium)」

完全版は、こちらのpixivで見られます。
（ログインしなくても見れます）
⇒ http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=manga&illust_id=59686181

私も月100時間以上の残業を続け、
残業手当も出ないという経験がありますが、
幸い仲間に恵まれ、
仕事自体も楽しめるものだったので、
ここに描かれたような点には気づきませんでした。

いつの間に、両側が崖という狭い道に迷い込み、
途中に「サボる」「寝る」「転職」などの選択肢が
出てくるにもかかわらず、

「あんなに就活に苦労して入ったのに・・・」
「親に心配をかけたくない」
「先輩や同僚は頑張っている」
「会社の皆に迷惑をかける」

といった理由から、無意識の内に
選択肢を塗りつぶしていってしまう。

そうこうするうちに、長時間労働で
思考力が落ち、視野も暗くなり、・・・

真面目な人ほど、
責任感が強い人ほど、
こういう展開になりやすいようです。

最後の一言が本当に大事ですね。




現在は、主婦兼フリーランスのイラストレーター
という汐街コナさんですが、ホームページも素敵です。
⇒ http://shiokonako.wixsite.com/illust-home


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タグ：過労自殺