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世界遺産コロッセオの外壁がトッズの支援で修復 [宇宙・文明]

ローマにある世界遺産コロッセオが7月1日に
修復事業の第一期工事を終えた。

外壁表面を洗浄し、亀裂の入った部分を修理し、
見違えるようにきれいになった。





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世界遺産でもあり、ローマの重要な観光名所だが、
建設されたのは、ローマ帝国ウェスパシアヌス帝の時代の
西暦80年(1世紀)のこと。

ローマン・コンクリート(火山灰を利用したコンクリート)を使用し、
鉄骨のないコンクリートにも関わらず
多くの地震でも崩壊しなかった。

長径188m,短径156mの楕円形で、高さは48m、
約5万人を収容という大きさ。
現代の野球場やサッカー場と変わらない規模だ。

しかし、1900年以上もたって、かなり傷んでおり、
崩れ落ちそうな場所もあった。

5年前にイタリアの高級靴ブランド『トッズ』
2500万ユーロ(約28億5000万円)の支援を申し出て、
修復工事が始まった。

今回の第一期工事では外壁が中心で、
今後は、内部の通路や地下室の修復を進める。

Colosseum2.JPG
(credit:Jean-Pol GRANDMONT)


世界遺産かどうかは別として、
世界には多くの修復を待つ遺産がたくさんある。
しかし、財政圧迫でなかなか予算が確保できない。

熊本地震でかなりの被害を受けた熊本城
日本財団が30億円の支援を約束し、
なんとか修復への目途がたった。

今大企業の収益が好転しているにもかかわらず、
内部留保ばかり増やして、実質賃金は下がっている。

固定費となる賃金に回せないならば、
せめて1回限りのこうした遺産の修復費等に
民間支援をしていただけたらと思う。


出典:ロイターウィキペディア


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