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ランサムウェアにご注意!トレンドマイクロが復号ツールを無償提供、 Elaraは問題なし [IT・技術・科学]

「ランサムウェア」というマルウェア(コンピュータウィルスみたいなもの)が
最近蔓延しており、ウィルスバスターで有名なトレンドマイクロ
ファイル復号ツールを無償提供してくれている。

ransomware.jpg


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ランサムウェアというのは、勝手にPC内の
大事なファイルやデータを暗号化して読めなくしたり、
OSを起動できなくしたりして、

「解除して欲しかったら身代金を払え」

というようなメッセージを表示して、PCを人質に(?)
お金を要求するものだ。
つまり、一種のコンピュータウィルスを使った恐喝だ。

メールの添付ファイル、ダウンロードしたファイルなどから
感染するので、怪しいファイルには注意が必要だ。

解除するためには、暗号化した際のパスワード等のコードが
必要なため、諦めるか、お金を支払うかしかなかった。

と言っても、解除してもらえる保証はないし、
犯罪に加担したくもない。

これまでも、有償の駆除サービスを提供する会社は
あったが、ようやくトレンドマイクロが復号ツールを開発し、
無償で提供してくれることになった。

コチラ参照⇒ http://www.trendmicro.co.jp/jp/about-us/press-releases/articles/20160526051336.html?cm_re=news-_-corp-_-press

ただし、上の表にあるタイプが対象で、
100%常に駆除できるとは限らない。

やはり、万一に備えて定期的にデータ類の
バックアップを取っておいた方がいい。

同じパソコンの中や、常時つないでいる外部HD等ではなく、
クラウドや、通常はつないでいない外部記憶装置がいい。


その「ランサムウェア」だが、私はてっきり
「run somewhere」=どこかへ走って行ってしまう
(自分のデータが犯罪者に渡ってしまう)
という意味かと思い込んでいた。

調べてみたら、「ransomware」で、
ransom=身代金 という意味だった (笑)
(ware は software の ware)

他にも、cryptovirus, cryptotrojan、cryptoworm.
などの呼び方もある。


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ところで、昨日パソコンを落とすときに、ほんの2-3秒、
『Elara.exe がシャットダウンを妨げています』
というメッセージとオレンジか茶色っぽいアイコンが表示された。

"Elara"なんて聞いたことないし、なんか人名っぽいから、
「これはウィルスにやられたか?」と焦った。

でも、すぐシャットダウンされ、立ち上げ直すのも
面倒だったので寝てしまった。
一応、「Elara」とだけメモした。

そして今日調べてみたら、Elaraというリゾートホテルが
あるらしくて、その関連記事ばかりしか出てこない。
PC上に"Elara"が付くファイルもない。

やっと見つけたのは、どうやらタッチパッド関連のシステムファイルらしく
「ウィルスではない」とのこと。ホッ。

PC_TouchPad.jpg

Windows10でシャットダウンの時に、このElaraに限らず
常駐プログラム等の終了がシャットダウンのプロセスより
遅くなった場合に出るらしい。

普段見かけたことのない、変にかわいいアイコンなので、
返って心配だったが、一安心。

elara.JPG

コチラ参照⇒ http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_10-power/windows-10/cf87a251-caf3-4845-ac30-181b376bc276

こちらは心配ないのでご注意を!
いやご安心を!




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